ミランがパケタ獲得を発表! レオナルド絶賛の天才レフティーと5年契約を締結

2019年01月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

チーム合流は1月7日で翌日には入団会見も。

ミラン加入が正式発表されたパケタ。画像はミラン公式より

 ミランは現地時間1月4日、フラメンゴからブラジル代表MFのルーカス・パケタ(21歳)を獲得したことを正式発表した。
 
 契約は2023年6月30日までの5年。移籍金は非公表だが、事前の現地報道によると3500万ユーロ(約46億円)で、まずは500万ユーロを支払い、残りは3年分割となる。
 
 18年10月にロッソネーロ加入が内定したパケタは、12月にイタリア入りし、同12日のトリノ戦を新妻とともに現地サン・シーロで観戦。さらにメディカルチェックやフィジカルテストなどを受け、ミランのトレーニングにも参加していた。その後は一旦ブラジルに戻っていたが、イタリアの冬のメルカート解禁日である1月3日にレーガ・セリエAに選手登録され、4日にはミランも獲得を発表した。
 
 ミランによると、チーム合流日は冬休み明けの1月7日で、8日にはクラブオフィスの「カーサ・ミラン」で入団会見も行なうという。
 
 18年9月にブラジル代表デビューを飾るなど、いまブラジル国内でもっとも注目されているレフティーの攻撃的MFは、パリSGやバルセロナ、R・マドリー、ユベントス、マンチェスター・C、マンチェスター・Uなども獲得を狙っていた超人気銘柄だったが、ミランのレオナルドSDがコネと交渉力を活かして争奪戦を制した。
 
 そのレオナルドが「素晴らしい才能」と絶賛し、同じくブラジルからミランに移籍して大ブレイクしたカカにも引けを取らないポテンシャルを秘めると謳われるパケタは、膝の手術で今シーズン中の復帰が絶望となっているジャコモ・ボナベントゥーラに代わる存在として期待される。4-3-3ではインサイドハーフや両ウイング、4-4-2では両サイドハーフが主戦場となりそうだ。
 
 ミランの2019年初戦はユベントスと戦う1月16日のイタリア・スーパーカップで、1月21日のジェノア戦(セリエA20節)、1月26日のナポリ戦(セリエA21節)と続く。いずれかのデビューが期待される。
 
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