「本当に負けたら終わりだった…」リバプールとの大一番を制したマンC! グアルディオラもホッと一息

2019年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

痺れる展開を制したシティ!

試合中は終始、ピッチ上の選手へ熱のこもった指示を飛ばしていたグアルディオラ。 (C) Getty Images

 シーズン後半戦を左右するプレミアリーグの大一番を制したのは、マンチェスター・シティだった。

 現地時間12月3日に行なわれたプレミアリーグ第21節で、マンチェスター・シティは本拠地エティハド・スタジアムで首位のリバプールを2-1で撃破した。

 試合はシティが前半40分にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロのゴールで先制するも、64分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが決めてリバプールが同点とする一進一退の展開となった。

 そうした痺れる展開に終止符を打ったのは、シティのレロイ・ザネだ。72分、ラヒーム・スターリングのパスを受けたドイツ代表MFがペナルティーエリア内で左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に決まった。

 その後のリバプールの反撃を耐え凌ぎ、激闘を制したシティ。試合後、指揮官のジョゼップ・グアルディオラは、英公共放送「BBC」で、「もしも、我々が負けていたら終わりを意味していた」と安堵のコメントを残している。

「今日は我々が勝てば、プレミアリーグの争いがまだ続くし、負けていたら終わることを意味していた。選手たちを誇りに思うよ。もちろん今日に関することだけじゃない。4日間で2敗を喫していたが、この16か月の間にやってきたことを忘れるわけじゃない。今日は本当に決勝戦だった」

 自軍を褒めちぎったグアルディオラだが、戦術面やプレーの強度など、あらゆる面でハイレベルと呼ぶに相応しい試合内容だっただけにリバプールを称えることも忘れなかった。

「今日は全ての選手が称賛に値すると思う。本当に信じられない選手たちだ。我々がチャンピオンズ・リーグでプレーしなければならない理由は、彼らのようなチームと対戦できるからだ。今日は互いに探り合いのなかで、多くのプレッシャーを受けたが、我々も恐れることはなかった」

 新年最初に迎えた大一番を制し、勝点を「50」の大台に乗せて2位に浮上したシティは、リバプールとの差を4ポイント差まで詰めている。だがグアルディオラは、「こんなにもタイトルを争うライバルが大勢いるタフなリーグを、私は戦った記憶がない。すべての試合が決勝戦だ」と、気を引き締めた。

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