監督、スタッフに加えて選手も…ピケ買収のスペイン5部クラブにバルサ出身者が続々集結!

2019年01月02日 山本美智子

次なるターゲットはアタッカー。

スペイン5部リーグに属するクラブを、みずからの会社を通して買収したピケ。(C)Getty Images

 バルセロナのDFジェラール・ピケが、みずから代表を務める会社『Kosmos』(コスモス)を通してFCアンドラを買収することになったことは、数日前に同クラブから明らかにされた。

 アンドラ公国のメディア『Diari d´Andorra』によれば、この買収に関してはバルセロナのプレミアムスポンサーである『楽天』が投資協力をしているという。ピケは『楽天』の三木谷浩史社長と友好関係にあり、彼らの友情がきっかけで『楽天』がバルサのスポンサーについたのは、周知の事実だ。
 
 FCアンドラの監督には、バルサOBのガブリが就任することが発表されており、やはりバルサの元GKで、『Kosmos』社と関係があるアルベルト・ジョルケラもチームスタッフとして加わる。

 また同クラブは、2014年4月に他界した元バルサ監督のティト・ビラノバの息子で、バルサ・カンテラ育ちのアドリア・ビラノバをチームの一員に加えたことも発表。ピケがクラブを買収してからの、最初の加入選手となる。

 FCアンドラは、アンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ベリャに本拠を置きながら、隣国スペインのプリメーラ・カタラナという州リーグ(5部リーグに相当)に属している1942年創設のクラブで、フットサルチームも持っている。

 ピケの次の目標はアタッカーを獲得することであり、またバルサ関係の有名選手が来る可能性もあるとして、注目されている。

文●山本美智子(フリーランス)
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