「日本のあの国民的大スターからプレゼントが!」ベティスの選手たちが驚きのプレゼントに大喜び

2018年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレゼントの送り主はドラえもん!?

シーズン前半は思ったような結果を残せなかった乾。動きは悪くないだけに、後半の奮起に期待したいところだ。 (C) Getty Images

 ラ・リーガのベティスに、ちょっと変わったクリスマスプレゼントが届いたようだ。

 クリスマスが過ぎた12月27日、乾貴士が所属するベティスは公式アカウントにある動画を投稿。「この縁は今夏から続いています。ベティスに、日本のあの国民的大スターからプレゼントが届きました!」というメッセージが添えられている。

 まず動画に現われるのはクリスマスツリーと、その前に詰まれた段ボールの数々。添えられたカードには、スペイン語で「メリークリスマス!」といった挨拶が書き込まれており、差出人の名前は「ドラえもん(DORAEMON)」。その段ボールを開封すると、中から様々なドラえもんのキャラクターグッズが現われる――。BGMにはスペイン語版の「ドラえもん」主題歌が採用されている粋な演出だ。

 練習場を訪れたキケ・セティエン監督やホアキン・サンチェスら選手たちは段ボールに詰められた「タケコプター」のおもちゃや映像ソフト、マグネットやシールなどの文房具を次々に手に取って持ち帰る。トリに登場したのは、乾だった。

 レプリカの「タケコプター」を頭に装着した乾は、ドラえもんを示しながら「ミ、アミーゴ(スペイン語で俺の友達)」と満足そうに呟いて、控室へ去るというシーンで短い動画は終了する。

 そもそも、ドラえもんとベティスの縁は、乾がベティス入団の際に披露した「一芸」に由来する。日本で生まれた青いネコ型ロボットのアニメはスペインでも放映されており、現地でも馴染みのあるキャラクター。乾は入団後すぐに設けられたチームディナーの場で入団挨拶代わりの「一芸」として、日本語版ドラえもんの主題歌を披露した。これが大ウケしたことで、仲間やサポーターの間では「ドラえもんといえばイヌイ」という共通認識があるのだ。

 この動画にベティコ(ベティスサポーターの愛称)は「タカ!笑」「ドラえもんはベティコだもんね!」「俺の友達、笑笑笑」といったコメントが寄せられ、すっかり定着したドラえもんネタに大喜びだ。

 シーズン前半は思うような結果を残せずに終えた乾だが、ベティコたちの大半は温かく見守っている。彼らは後半戦で乾の爆発を待ち望んでいるに違いない。

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