「来年は俺が引っ張る」鹿島のレジェンド・小笠原の引退をうけ、”後輩”鈴木優磨が決意の投稿!!

2018年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「来年は俺が引っ張る」と決意を表明!

ACL優勝に貢献しながらも、負傷のためクラブワールドカップには参加しなかった鈴木。小笠原への熱い思いを発信した。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは12月27日、元日本代表のMF小笠原満男の現役引退を発表した。

 21年間で計17冠をクラブにもたらした"レジェンド"の突然の発表に、現役選手や関係者、サッカーファンに衝撃が走った。

 そんななか、確固たる決意を表明したのが鹿島のFW鈴木優磨だ。

 鈴木は自身のSNSに、39歳で引退を決めた小笠原と、試合で抱き合う写真、年若い鈴木に先輩が何か指導する姿、そしてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝カップを掲げる主将という3枚の写真を投稿。そして、心からの感謝と、「来年は俺が引っ張る」と決意のメッセージを投稿した。

「今でも忘れない。
プロデビュー戦、2-0で負けてるガンバ戦のフリーキックのシーン。交代で入ると同時に俺にスーッとパスをだしてくれた。あのパスがなかったら今の俺はない。
練習を休むことは絶対なかったし、口数は少ないけどいつも背中で引っ張ってくれるキャプテンでした!!
俺はそんなキャプテンが大好きです(^ ^)
長いプロ生活お疲れ様でした
#どこにいようが俺のキャプテン
#来年は俺が引っ張る」(原文ママ)

 この投稿にサポーターからは「涙が溢れてしまいました」「鈴木選手の前向きな姿勢と、先輩を敬う気持ち。尊敬します!」「来年は頼みますよ!」など、頼もしい若きエースへのエールで溢れた。

 17冠に貢献した小笠原の引退は、鹿島のこれからにどう影響するだろうか。だが少なくとも、鈴木の決意は、21年間鹿島を背負ってきたレジェンドの心に届くに違いない。

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