なんと38戦55発! メッシとクリロナよりもゴールを量産した男が…2018年世界のトップスコアラー10傑は?

2018年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本人の年間最多得点者は?

メッシ(左)とC・ロナウド(右)は2018年もゴールを量産したが、この二人を上回る得点者が世界にいた。 (C) Getty Images

 2018年も終わりを迎えようとしている。

 今年もサッカー界では、様々な出来事があった。フランスの20年ぶりのワールドカップ優勝、レアル・マドリーの前人未到のチャンピオンズ・リーグ3連覇、鹿島アントラーズのアジア制覇など、その話題は尽きることがない。

 そうした数々の戦いの記憶を語るうえで欠かせないのが、名ストライカーたちの幾多ものゴールだろう。ここでは、この一年の各国のトップリーグで、いったい誰が最も多くのゴールを挙げたのかを探る。

 まず紹介したいのは、リオネル・メッシの得点数だ。

 今夏のロシアW杯ではわずか2ゴールにとどまった天才も、5大リーグではダントツでトップの47ゴールをマーク。代表戦の得点を加えれば合計51ゴールと、圧巻の数字を叩き出している。
 また、今夏に9年間在籍したレアル・マドリーを離れ、イタリアの絶対王者ユベントスに移ったC・ロナウドの成績も、やはり称賛に値すると言っていい。

 33歳になっても、運動能力に衰えが見えない生粋のゴールハンターは、合計47ゴールを記録。苦戦が予想されたセリエAでも、公式戦23試合で13ゴールと順調に得点を量産。稀代のスターの存在感は、今年も健在だったというしかない。

 しかし、世界は広い。この二人を上回るスコアを記録した男がいる。その名はバグダード・ブーンジャー。カタールのアル・サッドに所属する、27歳のアルジェリア代表FWだ。

 184センチの長身を利したプレーが売りの点取り屋は、この1年で凄まじい戦績を残した。代表戦を含めた公式戦全38試合で55発とゴールラッシュを決め込み、メッシ超えを果たしたのである。所属リーグのレベルに差はあるにせよ、その得点力はあっぱれだ。

 ちなみに海外組も含めた日本人のトップスコアラーは、今シーズンのJ2得点王となった大宮アルディージャの大前元紀で、24ゴールをマークした。これにレンタル先のレノファ山口で気を吐いたオナイウ阿道(22点)と興梠慎三(20点)が続いている。

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