「お疲れ様、最高のキャプテン」「とりあえず泣いとく」小笠原満男の引退にサポーターから労い、そして感謝の言葉が

2018年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

感謝が一番、けれど寂しいという声が続々

ACLというタイトルで計17冠を達成し、引退を決めた小笠原。鹿島の柱として長年、チームに貢献していたところは他チームのサポーターも知るところだ。(C) Getty Images

 鹿島アントラーズは12月27日、元日本代表のMF小笠原満男の現役引退を発表した。

 J1リーグ7回、リーグ杯(ナビスコカップ時代を含む)5回、天皇杯4回、そして今季20冠目となる初優勝を果たしたACLの計17冠。プレー以外にも、2011年の東日本大震災の際には東北復興のために行なったボランティア活動に積極的に取り組むなど、ピッチ内外で若い選手たちのお手本となる存在だった。

 鹿島のレジェンドが、今季限りでスパイクを脱ぐことになる。小笠原はクラブを通じて以下のコメントを発表している。

「今シーズンをもって、鹿島アントラーズで現役生活を終えるという決断をしました。これまで自分を支えてくれた方々、一緒に頑張ってきた選手達、応援してくれたサポーター、鹿島アントラーズに関わるすべての方々に感謝しています。鹿島アントラーズという素晴らしいチームでここまでプレーでき、鹿島アントラーズでサッカー選手として引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思います。本当にありがとうございました!」

 この発表はネット上にも衝撃が走り、鹿島のサポーターたち、そしてサッカーファンから様々な感謝の言葉が綴られた。ツイッターのトレンドには小笠原満男の引退に関連する言葉が並んでいる。

「満男さん長い間お疲れ様でした」
「また1人のレジェンドが去る。小笠原満男選手 今まで本当にありがとうございました!」
「敵として一番嫌な相手でした。味方なら頼もしかった。ホンマお疲れ様」
「ただただ寂しい、本当に寂しい」
「ピッチでもベンチでも"この選手がいるから絶対大丈夫"と、そう思える選手だった。 引退後は東北に関わることをするのかな。鹿島にも繋がっててほしいな」
「大好きな選手がまた一人引退か… 満男さんお疲れ様でした…」
「黄金期が去っていく。悲しい。 たくさんの感動とドラマをありがとう。鹿島を愛する満男選手がだいすきでした」
「鹿島といえば小笠原満男。もう対戦できないのは寂しいです」
「僕の中で背中で語る選手No.1でした」
「お疲れ様、最高のキャプテン」

 鹿島の公式アカウントにも様々な、それでいて寂しさと感謝を兼ね備えたメッセ―ジが続々と寄せられている。21年間にわたって鹿島を支え続けたレジェンドの引退は、サッカーファンにも大きな影響を与えたようだ。
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