浦和の李忠成が横浜に完全移籍で加入!「マリノスの一員と認められるよう全力で走っていきます」

2018年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

李が5年間在籍した浦和に別れを告げ、新天地へ

横浜では得点源として期待される李は得意の左足からゴールを量産できるか。(C)SOCCER DIGEST

 12月27日、横浜は元日本代表の李忠成を浦和から完全移籍で獲得したと発表した。
 
 FC東京の下部組織で育った李忠成は2004年にトップ昇格。ルーキーイヤーは出場機会を得られず、翌年は柏へ完全移籍して8試合に出場した。同年にチームはJ2降格を味わったが、プロ3年目の2006年に31試合で8得点を記録。チームが1年でJ1復帰を果たす、原動力となった。そこから2009年の夏まで柏でプレーしたのち、広島へ移籍。2011年には自身キャリアハイの15得点をJ1で挙げた。
 
 2011年の夏に渡英。2013年は古巣のFC東京に籍を置いたが、サウサンプトンで合計3シーズンを過ごした。2014年に完全移籍で加わった浦和では、3-4-2-1の1トップや2シャドーとして重宝されてきたが、年々出場時間が減り、ベンチスタートが増えていた。
 
 伊藤翔、ウーゴ・ヴィエイラらのFW陣が抜けた穴を埋める活躍が期待される李。横浜を通じて、来季に向けた意気込みを語っている。
 
「2019シーズンより横浜F・マリノスでプレーすることになりました、李忠成です。伝統あるチームでプレーできることに自分自身への期待と責任を感じています。監督、GMからの「日本一を獲る」という熱い思いを伺ったとき、過去僕が感じた感動がまた身体を駆け巡るのを感じました。

 僕にできることは、今まで培ってきた経験をプレーだけではなく、精神面でもチームに還元していくことだと思っています。1ミリの妥協もなく、日々練習に取り組み、試合ではチームの勝利に貢献できるよう、持てる限りの力を発揮していきたいと思います。
夢を持つ素晴らしさと、それを実現する大きな喜び、マリノスに携わる全ての方々と共に感動したいと、今はその一心でいます。1日も早くマリノスの一員と認められるよう全力で走っていきます。2019シーズンより、『横浜F・マリノス 李忠成』に熱い応援、お願いいたします。熱い応援に全力で応えて行きたいと思います!」
 
 今月19日に33歳を迎えたストライカーはベテランらしい洗練されたプレーでゴールを量産できるか。決意を新たに来季へ挑む。
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