【日本代表】森保監督が明かしたアジアカップまでのプラン。現地での練習試合は?

2018年12月26日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「ボールフィーリングの部分は上げていかなくてはいけない」

トレーニング後に取材に応じた森保監督。アジアカップへの意気込みを口にした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 12月26日、年明けの1月にアジアカップを控える日本代表が、千葉県内で合宿をスタートさせた。この日は青山敏弘、佐々木翔ら国内組や、オーストリアのザルツブルクに所属する南野拓実、そして2020年の川崎への入団が内定している筑波大の三笘薫ら6人のトレーニングパートナーを含めた17人が参加した。
 
 トレーニング後、森保一監督は今合宿の目的をこう説明した。
 
「多くの国内組が参加しています。コンディション的には(シーズンが終わった後に)休んだ期間があって、ボールフィーリングの部分は上げていかなくてはいけません。ただシーズンを終えて休みを入れて、自主トレもしてもらって、メンタル的にはフレッシュな部分があると思うので、ここからフィジカル的な部分を上げていってもらいたいです」
 
 国内での合宿は12月30日まで行ない、最終日には流通経済大とのトレーニングマッチを予定。そして年明けには決戦の地であるUAEに入るが、現地でも練習試合を考えているという。
 
「(練習試合は)考えていますが、決定ではありません。オーダーはしていますが、UAEもシーズンオフなので、回答待ちです」
 
 そして、大会を戦ううえでのプランもこう語った。
 
「大会を通しての経験値、そして戦術浸透、お互いのコンビネーションは上げる必要があります。常に上を目指してやっていかなくてはいけないです。それはアジアカップだけでなく、日本代表としてこれでOKというものはないと思いますので、高みを目指してやっていきたいです。日本では起こり得ないことが起きると思いますが、自信をもってプレーしてもらいたいです」
 
 日本は年明け、1月9日に初戦のトルクメニスタンと対戦する。優勝を勝ち取るまでは約1か月の長丁場となるが、その熾烈なトーナメントを勝ち抜くためのスタートを切った。

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取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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