「社長モリシ」誕生!“ミスターセレッソ”森島寛晃氏が代表取締役に就任

2018年12月21日 サッカーダイジェスト編集部

「ユニホームに新たな星を付け加えたい」と決意表明

選手時代からC大阪一筋の”ミスターセレッソ”。クラブの経営を託された森島新社長は、どんな手腕を見せるのか。(C)SOCCER DIGEST

 セレッソ大阪は12月21日、玉田稔氏に代わって、森島寛晃氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。
 
 現在46歳の森島氏は、現役時代からC大阪一筋の"ミスターセレッソ"で、「モリシ」の愛称で親しまれた。東海大一高を卒業した1991年にC大阪の前身であるヤンマーディーゼルサッカー部に入団。J1では318試合で94得点、J2では43得点で12得点を挙げるなど、中心選手として活躍し、日本代表では二度ワールドカップに出場した(1998年フランス大会、2002年日韓大会)。
 
 2008年シーズン限りで選手キャリアに幕を引くと、2009年にC大阪アンバサダーに就任する。その後はC大阪エリートクラスの監督やダイレクターを経て、チーム統括部フットボールオペレーショングループに所属。2017年からは同グループの部長を務めていた。
 
 杉本健勇(浦和へ完全移籍)、山口蛍(神戸へ完全移籍)、山村和也(川崎へ完全移籍)など相次ぐ主力放出に揺れるクラブを立て直せるか。その手腕に期待が懸かる。
 
 森島新社長はクラブの公式ホームページを通じて、以下のようにコメントしている。
 
「日頃より、セレッソ大阪をご支援、ご声援いただき、誠にありがとうございます。この度、株式会社セレッソ大阪代表取締役に就任することとなりました。セレッソ大阪を愛する全ての皆さまに、誇りに思ってもらえるクラブにするため、精神誠意、全力で日々業務に取り組む所存です。サポーター・スポンサー・地域・チーム・フロントスタッフが一丸となり、ユニホームに新たな星を付け加えたいと思います。ぜひ、スタジアムで一緒に闘ってください」
 
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