久保建英がU-19日本代表を遠征初勝利に導く決勝弾!ブラジル代表との最終戦についても言及!

2018年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

U-19代表デビューを果たした桐光学園の西川がいきなり得点に絡む!

途中出場の久保がPKで決勝弾。次に相まみえるブラジルに対して、どこまで技術が通用するのか見物だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 U-19日本代表が12月19日(現地時間)にブラジル遠征の2戦目に臨んだ。

 今活動の初戦で地元のゴイカタスFCと1-1に終わった日本が、2戦目で相まみえたのはジーコ、レオナルド、ロナウジーニョなどを輩出した名門フラメンゴ。日本でも馴染み深いクラブと30分ハーフで試合を行ない、影山雅永監督はU-16日本代表から飛び級で初招集した桐光学園の西川潤やG大阪の中村敬斗らをスタメンに起用した。

 日本は前半29分に西川の仕掛けからFKを獲得。これを宮代大聖が直接沈めて、ゲームの流れを引き寄せた。しかし、相手も簡単には引き下がらない。後半17分にカウンターから同点ゴールを許し、試合を振り出しに戻されてしまった。

 そのなかで勝負に蹴りを付けたのは、途中出場の久保建英だった。終了間際の後半30分、久保が右サイドから得意のドリブルでペナルティエリアに侵入してPKを獲得する。これを自らが決め、日本に今遠征初勝利をもたらした。

 日本サッカー協会を通じ、決勝弾を決めた久保が試合を総括し、U-19ブラジル代表との最終戦に向けて意気込みを語っている。

「ブラジルと言えばサッカーだと自分の中で強く思いますので、この遠征では彼らの技術、フィジカルの強さだけでなく状況判断や相手との駆け引きなどの思考面も、多くを吸収できれば良いと思います。本日の試合は、暑さと長距離移動があり、厳しい環境でしたが、勝利という形で終われて良かったです。ただし、内容では相手にボールを持たれる時間帯も多かったので、チームでも、個人でも満足せずに次に切り替えたいです。(最終戦で戦う)U-19ブラジル代表とは、一度メキシコでも対戦していますし、個人的に対戦したい、気になる選手もいるので、しっかり自分もアピールして、FIFA U-20ワールドカップポーランド2019に向けて、良い遠征の締めくくりになるように頑張ります」

 若きカナリアが軍団に対し、日本はどういう戦いを見せるのか。久保をはじめとするU-19代表の選手たちにとって、貴重な経験を積む場になりそうだ。、
 
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