「ただいま!!」生え抜きのレフティ・野津田岳人が3年ぶりに広島へ復帰!

2018年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島を離れて約3年。愛するクラブで成長した姿を見せられるか

今季の広島は4-4-2をベースに戦っていた。果たして野津田はどのポジションで起用されるのだろうか。写真:徳原隆元

 3年間の武者修行を経て、生え抜きレフティが広島に帰還する。
 
 12月20日、広島は仙台に期限付き移籍をしていた野津田岳人の復帰を発表した。
 
 中学時代から紫のキットに袖を通してきた野津田は、ユース時代から世代別代表でも活躍し、早くから将来を嘱望されてきた左利きのアタッカーだ。だが、プロ入り以降は伸び悩んだ。

 トップ昇格を果たした2013年は20試合に出場するもインパクトを残せず。翌年以降もピッチに立つ機会を得るが、レギュラー定着は果たせなかった。

 2016年はまるでリーグ戦で出番を掴めずにいると、3月に新潟へ期限付き移籍。翌年は清水に武者修行に出るも結果を残せず、同年8月からは仙台に籍を置いた。すると、この移籍をきっかけに才能が花開く。パンチの効いた左足のシュートと高質な技術で攻撃の核を担い、日増しに存在感を高めていった。今季も引き続き仙台でプレーし、23試合で2得点を記録した。
 
 来季から広島に復帰する野津田はクラブを通じて、次のように意気込みを述べている。
 
「広島でもう一度サンフレッチェ広島の野津田岳人として輝くために戻ってきました!ここまで来るのに本当に長かったです。

 何年離れても、僕が広島でプレーしたいという気持ちがなくなることはありませんでした。この3年間の期限付き移籍で成長させてもらった姿を、僕が生まれたこの広島の地で見せられるように闘いたいと思います!ただいま!!」
 
 再スタートを切る野津田は新シーズンに向けて意欲十分。まずは、城福浩監督のもとでポジション獲りに挑む。
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