名古屋の5選手にアンケート! 2018年シーズンのベストプレーヤーは?

2018年12月22日 今井雄一朗

J1得点王ジョーが1位に選んだのは…

名古屋からは佐藤(写真左)、長谷川(写真左中)、ジョー(写真中央)、丸山(写真右中)、和泉(写真右)に回答してもらった。 (C)SOCCER DIGEST

 2018年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票で年間MVPを決定する毎年恒例の「ベストプレーヤー企画」。最終節でJ1残留を果たした名古屋からは、佐藤寿人、ジョー、長谷川アーリアジャスール、丸山祐市、和泉竜司の5選手に今季印象に残ったプレーヤーのトップ3を挙げてもらった。J1得点王に輝いたジョーが1位に選んだのは果たして。気になる投票結果は以下の通りだ。
 
●佐藤寿人(FW
1位 谷口彰悟(川崎/MF)
2位 家長昭博(川崎/MF)
3位 中村憲剛(川崎/MF)
【選出理由】
 川崎の守備を安定させた谷口選手は、攻撃時のリスク管理とセットプレーでの得点力も光りました。アキ(家長)は力強さとアイデアで川崎を牽引。憲剛くんはあれだけ試合に出ても質の高いプレーを続けている。選手の鑑です。
 
●ジョー(FW
1位 柏木陽介(浦和/MF)
2位 小林 悠(川崎/FW)
3位 山口 蛍(C大阪/MF)
【選出理由】
 柏木選手は非常にクオリティが高く、視野も広い。小林選手はJリーグのFWでトップクラス。柏木選手と似ている山口選手はより周囲をコントロールする術に長けており、エリアに入っていく回数が多い点も素晴らしい。
 

●長谷川アーリアジャスール(MF
1位 家長昭博(川崎/MF)
2位 アンドレス・イニエスタ(神戸/MF)
3位 パトリック(広島/FW)
【選出理由】
 川崎には(中村)憲剛さんや(小林)悠くんもいるけど、決定的な仕事をした家長さんがゲームを支配していた。イニエスタ選手は"止める・蹴る"の技術に加え、守備力も高かった。パトリック選手は広島の快進撃を支えた。
 
●丸山祐市(DF
1位 中村憲剛(川崎/MF)
2位 髙萩洋次郎(FC東京/MF)
3位 瀬川祐輔(柏/FW)
【選出理由】
 憲剛さんはゲームを読む力、パスのクオリティがずば抜けており、90分集中しないと必ず隙を突かれる。髙萩さんもプレーの質が高く、厄介な存在。瀬川はゴール前での落ち着き、ポジショニングが良く、対応しにくい。
 
●和泉竜司(DF
1位 家長昭博(川崎/MF)
2位 青山敏弘(広島/MF)
3位 鈴木優磨(鹿島/FW)
【選出理由】
 家長選手はとにかく強い、上手い、速い。今季はより川崎にフィットした印象です。青山選手は広島躍進の原動力で、常に嫌なところを狙ってきます。鈴木選手は結果を残しており、攻守にハードワークもできて嫌なFWです。
 
取材●今井雄一朗(フリーライター)
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