J1昇格を逃した東京Vに痛手…2年連続チーム得点王のドウグラス・ヴィエイラなど3選手が退団

2018年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

東京Vを今冬に退団する選手は、先日発表された林昇吾も含めて4人に

決定力の高さが光るドウグラス・ヴィエイラ(中央)。他クラブが獲得に動いたとしても不思議ではないだろう。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 12月18日、東京Vはドウグラス・ヴィエイラ、アラン・ピニェイロ、菅嶋弘希の退団を発表した。
 
 とりわけ、2年連続でチーム最多得点を挙げていたドウグラス・ヴィエイラの契約満了は痛手だろう。今季はリーグ戦で39試合に出場し、13得点をマーク。先の横浜FCとのJ1参入プレーオフ・2回戦では終了間際に劇的な決勝点を挙げるなど、勝負強さも際立っていた。
 
 一方のアラン・ピニェイロは昨季のJ2で39試合・17得点を記録。今季はさらなる活躍が期待されたが、怪我の影響もあって26試合で6ゴールに止まっていた。
 
 菅嶋は下部組織出身の23歳。最前線から中盤まで幅広くこなすオールラウンダーとしてプロ5年目のシーズンを迎えたが、リーグ戦の出番は1試合のみ。小学生の頃から"ヴェルディ"に籍を置いてきた生え抜きプレーヤーは新天地を求める結果となった。
 
 レギュラー格の助っ人選手が相次いでグラブを去った東京V。ギャリー・ジョン・ホワイト新監督が就任したが、今後どのような補強を進めていくのか。あと一歩のところで逃したJ1昇格を来季に果たすためにも、今オフの動向に注目が集まる。
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