J1王者・川崎が退団したエウシーニョの後釜候補を確保。攻撃的SB、馬渡和彰を広島から獲得!

2018年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

主戦場は右サイド。SBのほかにサイドハーフなども対応可能だ

今季、徳島から広島に加入。自身初となるJ1の舞台でプレーをしたが、4試合の出場に止まっていた。写真:徳原隆元

 12月18日、川崎は広島から馬渡和彰を完全移籍で獲得したと発表した。
 
 馬渡は攻撃能力に長けたサイドのスペシャリストだ。市立船橋高、東洋大を経て、2014年にJ3の鳥取に加入すると、1年目から頭角を現わした。すると、プロ3年目の16年にJ2の金沢へステップアップ。同年は15試合の出場に止まったが、翌年はレギュラーとして39試合・4得点を記録。この活躍が認められ、昨季は自身初のJ1クラブとなる広島に籍を置いた。しかし、リーグ戦で4試合の出場に終わり、主戦場はルヴァンカップや天皇杯となっていた。
 
 来季から新天地で再起を期す馬渡はクラブを通じて、意気込みをコメント。
 
「サンフレッチェ広島から加入することになりました、馬渡和彰です。川崎フロンターレという素晴らしいクラブに加入することができ、大変光栄です。等々力のピッチに少しでも早く立てるように頑張ります。よろしくお願いします」
 
 退団したエウシーニョの後釜としても期待される馬渡。リーグ戦に加え、来季もアジア・チャンピオンズリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯と複数の大会を同時に戦うJ1王者のクラブで、まずはレギュラーポジション確保に挑む。
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