「フクアリが、ジェフが大好きです」”千葉の10番”町田也真人がJ1に昇格した松本へ完全移籍

2018年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

慣れ親しんだフクアリを離れ、熱狂的なサポーターが待つアルウィンへ

2012年に専修大から加入した町田は、2016年にブレイク。J2で11ゴールを奪い、自らの評価を高めた。(C)SOCCER DIGEST

 千葉の10番が慣れ親しんだ場所を離れ、新天地を求めた。
 
 12月17日、松本は千葉の町田也真人を完全移籍で獲得したと発表。町田は主に2列目や4-3-3のウイングなどで、攻撃の潤滑剤として存在感を発揮した技巧派MFだ。5月に左肩を脱臼した影響で長期離脱を余儀されながらも、今季はJ2で25試合・4得点を記録した。

 迎えたオフシーズン、町田は2012年から在籍するクラブからの旅たちを決断。松本で自身初のJ1に挑戦する道を選んだ。本人はクラブを通じて感謝の意を伝えている。
 
「松本山雅FCに移籍することになりました。僕にとって、ジェフを離れる決断は本当に簡単ではありませんでした。この歴史あるクラブで10番を背負わせてもらったこと本当に感謝しています。その中で、J1昇格という目標を成し遂げられなかったことが本当に本当に心残りです。
 
 今回の決断は自分自身の分岐点だと思っています。その中で僕は、松本山雅FCでのチャレンジを選びました。伝えたいことがありすぎて、ここだけでは伝えきれませんが、ひとつ言いたいのは、僕はフクアリが、ジェフが、大好きです。

 大学を卒業してからの7年間の僕の成長は、ジェフを支えてくれているファン、サポーターの皆様、スポンサー様、クラブのスタッフ、ジェフに関わるすべての皆様のお陰です。本当に本当にありがとうございました」
 
 一方で自身初となるJ1での戦いについて、松本のオフィシャルページで決意を表明。

「ジェフ千葉から移籍してきました町田也真人です。僕を必要としてくれたこと、そして新しいチャレンジをする機会をいただけたことに感謝しています。

 素晴らしいサポーターの皆様が作るアルウィンの雰囲気は、対戦相手として非常に脅威でした。あの素晴らしい雰囲気の中でプレー出来ること楽しみにしています。そして自分の力に変えてベストを尽くします。よろしくお願いします」
 
 千葉への想いを胸に刻み、新たなステージに挑む町田。J1の舞台で松本を勝利に導けるか注目だ。
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