宮市亮、今季自身2点目となるヘッド弾で貴重な追加点! ザンクトパウリの連勝に貢献する

2018年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

復帰戦となった6節以来のゴール!

好機にも何度か絡んで、久々のゴールを挙げた宮市。出場時間も伸びており、今後に期待を抱かせるばかりだ。写真は10月のデュイスブルク戦。 (C) Getty Images

 12月15日、ブンデスリーガ第17節が行なわれ、ザンクトパウリの宮市亮は、グロイター・フュルト戦の後半に、ヘディングシュートでチームに追加点をもたらし、2-0の勝利に貢献した。

 69分、デーリの左サイドのクロスを頭で押し込んだ宮市は、長期離脱から復帰し、途中交代から感動的な決勝ゴールを挙げた6節インゴルシュタット戦以来となる、今シーズン2点目を挙げた。

 4位のザンクトパウリが、8位のグロイター・フュルトをホームに迎えた一戦、3戦連続でスタメンに名を連ねた宮市。前節はタイミングの良い飛び出しでPKを獲得した彼は、2列目右サイドで試合開始を迎えた。

 序盤にペナルティーエリア内でボールを受け、切り返しでマーカーをかわしてから左足でクロスバーをヒットするなど、最初の決定機を創出。その後はデーリとポジションを入れ替え、左サイドで攻守に奮闘した。

 ボールポゼッションで上回るザンクトパウリは21分、CKをニアでフェールマンが頭で合わせると、ボールはクロスバーにはね返されるが、カルステンスが反応良くこれを頭で詰めて先制ゴールを奪う。

 後半は、フュルトに何度もゴール前まで迫られ、危ないシュートも浴びたホームチームだが、相手の流れを断ち切ったのが、宮市のゴールだった。

 後半は厳しいマークを受けながらも、果敢にドリブル突破を試みた宮市。77分にドゥジャクのラストパスを受けて決定機を迎えたが、これはGKブルヘルトの飛び出しによってモノにできなかった。そして88分にシュナイダーと交代。復帰後、最も長くプレーを続けた。

 ザンクトパウリは連勝を飾り、4位の座をキープして前半戦を終えた。ウインターブレイク前の最後の一戦となる次節は、22日にホームでマクデブルクと対戦する。
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