G大阪がJ2でブレイクした田中達也を獲得!熊本で9得点を奪った東福岡育ちの注目サイドアタッカー

2018年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季J2で42試合で9得点・12アシストを記録!!

自慢のドリブルがG大阪でも生かされるのか。初挑戦となるJ1でのプレーに注目が集まる。写真:徳原隆元

 12月14日、G大阪は熊本に所属する田中達也を完全移籍で獲得したと発表した。

 田中は俊敏性と個人技に長けたサイドアタッカー。左右を苦にせずプレー可能でSBにも対応できる、まさにサイドのスペシャリストだ。

 東福岡高から九州産業大に進学し、大学1年次の2011年に特別指定選手として熊本でJデビュー。この年にJ2で3試合出場すると、15年に熊本へ正式に加入を果たした。ルーキーイヤーは10試合の出場に止まり、翌16年はレンタル先の岐阜で18試合に出場もブレイクするまでには至らず。17年に熊本に復帰して21試合に出場したが、またしても主軸に定着できなかった。
 
 しかし、迎えた今季、開幕から3-5-2もしくは3-4-2-1の右ウイングバックで定位置を獲得する。リーグ戦全42試合でピッチに立ち、チーム3位の9得点を記録し、アシストも12を数えた。その活躍が認められ、チームがJ3へ降格するなか来季の個人昇格を勝ち取った。

 田中は新たな挑戦に対し、G大阪のオフィシャルホームページで決意を表明。

「ガンバ大阪のファン、サポーターの皆さん。初めまして。ロアッソ熊本から加入することになりました田中達也です。

 一日でも早くチームに溶け込み、ガンバ大阪のタイトル獲得のため、持ち味であるスピードを生かして魂を込めて走り抜きます。応援よろしくお願いします」

 宮本恒靖監督のもとで、どんなプレーを見せるのか。圧倒的な走力を生かし、吹田スタジアムに駆け付けたサポーターを湧かせてくれるに違いない。
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