【J移籍一覧】J2昇格の琉球が監督退任の衝撃も…大卒選手3名の獲得を発表!

2018年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブは3年間の功績に感謝

 J3のFC琉球は12月12日、今季指揮を執った金鍾成監督と来季の契約を更新しないことで合意したと発表。一方で、大卒選手3名が来季新加入すると発表した。
 
 今季のJ3リーグを制覇した琉球に激震が走った。J2昇格に導いた金監督が退任。チームは来季、新体制でJ2リーグ参戦初年度のシーズンを戦うことになる。クラブは公式サイトで、「金監督は2016シーズンから3シーズンに渡り指揮を執り、今シーズン、念願のJ3優勝、そしてJ2昇格を成し遂げ、クラブの発展に多大なるご貢献をいただきました。金監督の3年間の功績に心から感謝申し上げます」と感謝のメッセージを発表。
 
 対して、金監督はクラブを通じ次のメッセージを発表している。
「FC琉球を応援し支えて頂いた皆様へ
FC琉球と共に沖縄で過ごした4年間は僕にとってかけがえのない時間となりました。アカデミーを指導した時のユースサッカー大会優勝とトップチームでの今年のJ3優勝はどちらも僕にとってとてもエキサイティングな出来事でした。琉球での仕事は今年を持ってひと区切りし再スタートする事に決めました。新たな場所でのスタートに少なからず不安も感じていますが、その事による指導者としての新しい発見をして行ける事に期待も感じています。3対1で勝つサッカーを求めるFC琉球をこれからも皆さんと共に見続けて行きたいと思ってます。今までチームを支え、共に戦って下さったすべての人々に感謝しています。
4年間、本当にありがとうございました。」
 
 また、琉球は来季の新加入選手として、国士館大からDF花房稔、青山学院大からMF小泉佳穂、中央大からDF内藤健太が入団することを発表。高校時代、花房と内藤は国学院久我山高に、小泉は前橋育英高に所属。それぞれ強豪校の主力としてインターハイや選手権などで活躍を見せた。
 
 来季は、新体制の下で若武者たちがいかなる活躍を見せるのか注目される。
 

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