「全てに驚いた! 何よりも平和なことに」帰省中のイニエスタが“日本”を語る

2018年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本人を魅了したイニエスタが日本から受けた印象

日本への印象を母国で語ったイニエスタ。その言葉はポジティブなものばかりだ。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 今年5月にヴィッセル神戸への電撃加入を果たし、Jリーグのみならず世界中のサッカーファンを驚かせた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、日本での約6か月間の生活で何を思っていたのだろうか?

 約22年間在籍したバルセロナとの契約満了後、神戸に入団したスペイン・サッカー界の"巨星"は、14試合出場で3得点・3アシストという戦績ながら、他を圧倒する技巧と創造性溢れるプレーを披露。またピッチ外では、スターを気取る素振りが一切ない紳士的な人柄で、多くのファンを魅了した。

 約半年で日本人のハートを鷲掴みにしたイニエスタは、12月1日のJリーグ最終節後にスペインへ帰国。現在は母国で束の間の休息を過ごしている。

 初めて異国での生活を経験した天才司令塔は、現地12月11日に『Ariel』社のプロモーションイベントに参加。そこで日本で抱いた想いを語った。その言葉をスペイン紙『Marca』がまとめている。

「日本について? 僕は、全てのことに驚かされたよ。何よりも平和なことにね。人々は穏やかで、イライラしていないから、ストレスを感じることがなかった」

 その国民性と治安の良さを称え、日本での生活が良好であると語ったイニエスタ。キャリアの晩年を迎えたタイミングで新たな挑戦を決意した34歳にとって、あらゆる面でJリーグ入りは成功だったようだ。

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