冨安健洋がペペの後釜に!? ブレーメン、ラツィオに続いてトルコの強豪も獲得に名乗りとの報!

2018年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブレーメンのオファーは断ったとの報道も

18節を終えた時点で全試合フル出場を果たしている冨安。ドイツに続き、イタリア、トルコのクラブも興味を持っているようだ。 (C)STVV

 アジアカップに挑む日本代表に選出されたDFの冨安健洋。現在はベルギーのシント=トロイデン(STVV)に所属しており、ここまでリーグ戦で全試合フル出場を果たすなど、主力として活躍している。

 冨安にはこれまでに、ブンデスリーガのブレーメン、セリエAのラツィオ、ウディネーゼなどが興味を持っていると報じられてきたが、トルコ・メディアの『SPORX』は同国1部の強豪ベジクタシュも獲得に乗り出すようだと報じている。

 ベジクタシュは、不動のCBとしてプレーするポルトガル代表のペペが来夏に契約満了になるため、現在、彼の穴を埋める選手を探しているという。

「ペペの離脱は避けられないと考えているベジクタシュは、シント=トロイデンに解決策を発見した。ブレーメン、ラツィオ、ウディネーゼからも関心を寄せられていると噂される、20歳の日本人プレーヤーだ。

 冨安健洋は現在まで、ベルギーで公式戦20試合(カップ戦含む)に出場し、1ゴールを記録している。日本代表としては今年、2試合に出場した。彼はリベロとしても期待でき、ベジクタシュがペペの後継者として想定している選手像に限りなく近いということから、獲得に乗り出すようだ」

 ちなみに、冨安にいち早く着目したブレーメンからのオファーは、STVV側が断ったと報じられている。ドイツ紙『Bild』によれば、断った理由はオファーの金額だったようで、STVVは1000万ユーロ(約13億円)を提示したという。

 ラツィオ、ウディネーゼから具体的な金額の提示はなく、またベジクタシュがSTVVが要求する金額を用意できるのかどうかはまだ分からないとのことだ。

 ただ、ベジクタシュがペペの後継者を探していることは間違いなく、同紙は「富安が今冬に動く可能性は非常に低いが、来夏の移籍はおそらく間違いないのではないか」と予測している。
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