バイエルンやマンUが狙うCBベナティア 移籍か残留か、代理人とローマが会談

2014年08月20日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

バイエルンからの3000万ユーロのオファーは拒絶。

モロッコ代表のベナティアは、いまや欧州でも指折りの守備者。ローマ残留か、移籍か、動向が注目される。 (C) Getty Images

 バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドなど移籍の噂が絶えないローマのCBメハディ・ベナティア。8月19日、代理人がローマのワルテル・サバティーニSDとミラノで会談、今後について話し合った。
 
 ローマは2018年で満了する契約の1年延長と年俸の大幅アップを提示、ベナティア側は即答を避けたものの検討を約束した。いまのところ、具体的な獲得オファーを出しているのはバイエルンのみだが、ローマは提示された3000万ユーロ(約42億円)という移籍金は低すぎると判断、この条件で放出に応じる意思はないとしている。
 
 ただ、その一方で、ローマは万が一に備えた対応策を準備している。サバティーニSDは19日のミラノで、マンチェスター・シティに所属するセルビア代表のCBマティヤ・ナスタシッチの代理人とも話し合いを持ち、移籍の可能性について打診した模様だ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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