浦和が12大会ぶり7度目の天皇杯制覇!! 仙台を破り、2年ぶりのACL出場権を獲得!

2018年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

宇賀神の前半立ち上がりの先制点が決勝ゴールに

宇賀神が先制点を挙げ、サポーターにアピール。(C) SOCCER DIGEST

 天皇杯決勝は12月9日、埼玉スタジアムで行なわれ、浦和が1対0で競り勝って12大会ぶり7度目の優勝を飾った。

 序盤、先にペースを掴んだのは天皇杯3戦連発中のジャーメイン良を軸に攻め込んだ仙台だったが、浦和は13分、セットプレーのチャンスを活かして先制。右CKから相手のクリアボールに反応したのは宇賀神友弥。浮き球を右足で振り抜くと、ドライブ回転のかかった強烈なシュートが日本代表GKシュミット・ダニエルの手を掠めて豪快にネットを揺らした。宇賀神のスーパーボレーで浦和が先制する。

 リードを許した仙台だが、26分には丁寧なつなぎから野津田岳人がペナルティエリア手前から左足を振り抜く。GK西川周作のファインセーブに阻まれたものの、好機を生み出し浦和の守備陣に脅威を与える。

 前半を浦和の1点リードで折り返すと、後半は互いに相手ゴール前に攻め込むものの得点は生まれない。互角の展開が続くが、仙台は67分にジャーメインに代えて阿部拓馬、古林将太に代えて関口訓充を投入して勝負に出る。

 すると、流れは仙台へ。69分には代わったばかりの阿部がペナルティエリアの手前から狙い澄ましたシュートを放つが、これはGK西川の正面を突いてしまう。さらに直後には野津田が決定的なヘディングシュートを放つものの、惜しくも枠を外れてしまった。

 その後も仙台は野津田のFKなどでゴールを狙うが、ネットを揺らすには至らない。浦和は高い集中力で仙台の猛攻を凌いでいく。

 試合は結局、1対0のままタイムアップ。浦和が12大会ぶり7度目の天皇杯優勝を飾った。優勝した浦和は、来季のACL出場権を獲得。日本の第2代表として2年ぶりの出場を決めた。

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