Jリーグ10クラブの最高額はどこ? FIFAがロシアW杯分配金のクラブ別支給額を全公開!

2018年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

分配対象は63か国・416クラブに及び、支給総額は約236億円

クラブ別ではデ・ブルイネ(左)ら大会最多16選手をW杯に送り込んだマンチェスター・シティが最高額をマーク。FIFAから5億円超の分配金を得た。(C)Getty Images

 12月5日、FIFA(国際サッカー連盟)は今夏開催されたロシア・ワールドカップのクラブ分配金額を公表した。その総数は63か国・416クラブに及び、支給総額は2億900万ドル(約236億1700万円)に到達。史上最高額となっている。

 この分配金は、ワールドカップ出場選手の拘束時間によって算出されるもの。特徴的なのは現所属クラブのみの限定ではなく、その選手が2016年1月1日以降に在籍したクラブにも一部支払われる。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は公式サイト上で「この唯一無二の大会(ワールドカップ)で得た利益をあらゆるフットボール・コミュニティーに分配するのは、FIFAの使命である」とその想いを語っている。

 
 世界416クラブのなかでトップの分配金を得たのは、マンチェスター・シティだ。ロシア大会に最多16名の各国代表選手を送り出し、ベスト4には6名をエントリーさせて500万3440ドル(約5億6538万円)を得た。トップ10のリストは以下の通り。当然と言うべきか、ほぼ欧州メガクラブで埋め尽くされている。

【FIFAのロシアW杯分配金/クラブ支給額トップ10】
1位:マンチェスター・シティ(イングランド) 500万3440ドル(約5億6538万円)
2位:レアル・マドリー(スペイン) 481万3830ドル(約5億4396万円)
3位:トッテナム・ホットスパー(イングランド) 438万5792ドル(約5億4418万円)
4位:バルセロナ(スペイン) 414万5950ドル(約4億6849万円)
5位:パリ・サンジェルマン(フランス) 389万4080ドル(約4億4003万円)
6位:チェルシー(イングランド) 383万5357ドル(約4億3339万円)
7位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 365万6360ドル(約4億1316万円)
8位:アトレティコ・マドリー(スペイン) 309万3190ドル(約3億4953万円)
9位:ユベントス(イタリア) 301万9610ドル(約3億4121万円)
10位:モナコ(フランス) 293万4710ドル(約3億3162万円)

 大陸連盟別でも、UEFA(欧州)が1億5783万ドル(約178億円)でダントツのトップで、実に全体の76%を占めた。これに続く2位はAFC(アジア)の1986万ドル(約22億4418万円)で全体の10%となっている。

次ページ国別トップはイングランド。日本はアジアで2番目の高額に

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