アトレティコに痛手! D・コスタがブラジルで難解な手術を受けることが決定。最大4か月の離脱とも…

2018年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリード・ダービーも欠場が濃厚に

シメオネの率いるアトレティコを牽引するD・コスタ。その闘志溢れるストライカーの欠場は小さくない影響をもたらしそうだ。 (C) Getty Images

 アトレティコ・マドリーは12月3日、ジエゴ・コスタがブラジルで左足の手術を受けること発表した。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)のドルトムント戦やモナコ戦を欠場したD・コスタだが、ラ・リーガでは11月24日に行なわれた第13節のバルセロナ戦や12月2日の第14節のジローナ戦に出場。バルサ戦では先制点を挙げ、ジローナ戦では勝点1に繋がったオウンゴールを誘発していた。

 国内リーグでもCLでも今シーズンの得点は「1」ではあるが、D・コスタの存在がディエゴ・シメオネ監督にとって重要なのは言うまでもない。だが、スペイン紙『Marca』によると、指揮官は少なくとも3か月ほど、主砲を失うことになるようだ。

 同紙は、通常であれば8週間で復帰できるものの、12年前に左第5中足骨を手術していたD・コスタは、3週間前から同じ個所に痛みを抱えており、そのことが手術を難しくさせ、長ければ復帰まで4か月を要するかもしれないと報じている。

 その場合、アトレティコはラ・リーガでの12試合にD・コスタを起用できないことになる。そのなかには、レアル・マドリーとのダービーも含まれているうえ、CL決勝トーナメント1回戦の2試合にも出られない。さらにコパ・デル・レイで勝ち進めば、D・コスタは復帰までに最大で20試合を欠場することになるという。もちろん、離脱期間が長引けば、その数はさらに増えることとなる。

 ラ・リーガで首位バルセロナを勝点3差で追う3位につけ、ベスト16進出を決めているCLでもグループ首位に立っているアトレティコ。今後の大事な試合でD・コスタを欠くアトレティコとシメオネ監督は、良いかたちで背番号19の復帰を迎えることができるだろうか。
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