「ベベレンに敗北を突き付けた」 豊川雄太の決勝弾を地元紙が大絶賛! オイペンに4試合ぶりの勝利をもたらす

2018年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地紙が「非常に美しいゴール」と絶賛

オイペンでは2試合ぶりに先発出場した豊川が決勝ゴールを決め、チームを勝利に導いた。奇しくも同日には中島、南野、堂安といった日本代表選手も各クラブでゴールを決めている。 (C) Getty Images

 ベルギーのジュピラーリーグ第17節、豊川雄太が所属するオイペンは、ワーズランド=ベベレンとホームで対戦し、1-0で勝利した。

 全国紙『HLN』は先制ゴールをドンピシャのヘディングで叩き込み、オイペンを勝利に導いた豊川を絶賛した。

「ベベレンに敗北を突き付けたのはユウタ・トヨカワだった。ママドゥ・フォールからの良質なクロスに、日本人は正しいポジションを獲得。ゴール前で高く飛び上がり、ヘディングで先制点を決めた。シーズンを通じて4点目となる彼のゴールは非常に美しかった。

 途中、ベベレンに主導権を譲ったシーンも何度かあったが、GKのヘンドリック・ファン・クロンブルッヘはゴールマウスを守り通し、ベベレンらしさを目にする機会はなかった。オイペンは降格ゾーンからは少し離れたところで健闘しており、現在はリーグ11位をキープしている」

 ニュースメディア「GRENZECHO」は「小さな日本人は大きな力でチームを鼓舞する」とチームをけん引した豊川の働きを高く評価した。

 昨シーズンは残留争いに苦しんだオイペンだが、ここまでは順調に勝点を積み重ね、リーグ11位に陣取っている。次戦は現地時間12月9日、現在リーグ8位のヘントとアウェーで対戦する。

 また、奇しくもこの日は、豊川と同じ25歳の中島翔哉もリーグ戦でゴールを決めた。いわゆるリオデジャネイロ五輪世代の南野拓実、豊川と同じベルギーで戦う遠藤航、植田直通らもリーグ戦に出場。今後の日本代表を担うであろう世代の彼らは、それぞれのクラブで奮闘しながら、切磋琢磨を続けているようだ。

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