南野拓実がスーパーボレーで今季公式戦11点目をゲット! ザルツブルクはリーグでのホーム無敗記録を「54」に伸ばす

2018年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

味方のパスに反応した南野がゴラッソを決める!

鮮やかなボレー弾を突き刺した南野。今シーズンのリーグ戦4点目でチームを勝利に導いた。 (C) Getty Images

 日本代表の若き点取り屋がゴラッソを突き刺した。

 現地時間12月2日、オーストリア・ブンデスリーガ第16節が行なわれ、ザルツブルクは本拠地でラインドルフ・アルタッハと対戦して1-0と勝利した。

 この試合でリーグ戦では3試合ぶりに先発出場を果たした日本代表FWの南野拓実は、3トップの左ウイングに配置されると、立ち上がりにホームサポーターを魅了する。
 18分、ハーフウェーライン手前でボールを持ったCBアンドレ・ラマーリョがペナルティーエリア内をめがけてロングフィードを送ると、これに走り出していた南野は相手DFのプレッシャーを背に受けながら右足でダイレクトボレー。ジャストミートした一撃は鮮やかにゴールへと突き刺さった。

 その後、相手の反撃を巧みにかわしたザルツブルクは、南野が決めた1点を守り抜いて、勝点3をゲット。今シーズンのリーグ戦の無敗数を「16」として2位リンツとの勝点差14として独走状態を維持した。

 今シーズンの公式戦11点目を決めた南野へは、オーストリア・メディアも高評価を寄せている。

 地元紙『Salzburger Nachrichten』は、「レギュラー格は決して多くなかったが、ザルツブルクは勝利した」と試合の総評を綴り、南野のゴールシーンについては、「アルタッハも奮闘したが、それも無駄だった。18分にラマーリョの素晴らしいパスからタクミ・ミナミノが決定的かつ鮮やかなゴールを決めたからだ」と描写した。

 これでリーグ戦におけるホームゲームでの無敗記録を「54」としたザルツブルク。国内で絶対的な力を誇り、チーム内での競争も激化するなかで南野はこのまま好調を維持し続けられるのか? 今後のパフォーマンスにも引き続き注目したい。

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