「振り返っている余裕はない」プレーオフに回った磐田の名波監督は厳しい表情…最終節の逆転負けにショックを隠せず

2018年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レギュレーションで救済されたと思って全力でやりたい」とのコメントも

引き分けでもJ1残留が決まった試合で逆転負けを喫し、名波監督は厳しい表情を浮かべた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ34節]川崎2-1磐田/12月1日/等々力
 
 J1リーグ最終節の川崎フロンターレとジュビロ磐田が1日、等々力陸上競技場で行なわれ、磐田が1-2で逆転負けした。この結果、勝点41で横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ、サガン鳥栖、名古屋グランパス、磐田が並び、得失点差で磐田が16位に転落。J1参入プレーオフに回ることが決まった。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応じた磐田の名波浩監督は、「内容を振り返っているだけの余裕は我々にはないので、次のゲームに向けて最善の準備をするだけです」と厳しい表情。ロッカールームで選手に話した内容についても、「それは言えないです」と珍しくインタビュアーの質問を遮った。
 
 78分に大久保嘉人の一発で先制しながら、83分と90+4分にゴールを許して逆転負けしたショックは隠しきれなかったが、J1参入プレーオフへの意気込みについては、「通常でしたら3クラブが自動降格だったと思うので、レギュレーションで救済されたと思って全力でやりたいと思います」と語っており、闘志は衰えていない。
 
 磐田は8日のJ1参入プレーオフで横浜FC対東京ヴェルディの勝者と対戦。引き分け以上でJ1残留が決まる。
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