「足が折れていたかも」「一発レッドだ」 ヴェッラッティの悪質タックルにリバプールOBやクロップ監督が怒り!

2018年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タックルを受けたのがネイマールだったら…」

ヴェッラッティの足裏タックルがゴメスの右足を直撃! 間髪入れずにイエローカードが提示されたが、「レッドがふさわしい」との声が多数噴出している。(C)Getty Images

 11月28日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)第5節、グループCのパリ・サンジェルマン(パリSG)対リバプールの大一番は、2-1でホームのパリSGが勝利した。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後、判定への不満をうかがわせた。指揮官が問題視した場面のひとつが、パリSGが先制して迎えた24分のマルコ・ヴェッラッティのプレー。ジョー・ゴメスに対して足裏を見せながらタックルしたシーンだ。

 主審はヴェッラッティにイエローカードを出した。だが、英紙『Daily Mail』によると、リバプールOBのヨン・アルネ・リーセは『BT Sport』で、「一発レッドカードにすべきだ」と、ヴェッラッティを退場にすべきだったと主張している。

「ゴメスの(蹴られたほうの)足が浮いている状態だったのは幸いだよ。もし軸足に食らっていたら、確実に折れていただろう」
 

 同じくリバプールOBのスティーブ・マクマナマンも「ひどいタックルだった」と批判。また元オランダ代表のルート・フリットは『beIN Sports』で、「もしあのタックルを受けたのがネイマールだったら…」と、ファウルを受けたのがゴメスでなくネイマールであれば、ヴェッラッティは退場になっていたはずとの見解を示唆した。

『ESPN』によると、クロップ監督も『BT Sport』で、リバプールにPKが与えられた場面でも、主審が最初はコーナーキックと判定していたことを指摘。「彼はファウルの笛も吹かなかった。まったく理解できない。そしてヴェッラッティのファウルだ。ワオ! だよ」と怒りを表わしている。

「非常に重要な大会におけるタイトな一戦だった。我々は何枚のイエローカードを出された? クレイジーだよ。ちょっとシャツをつかむのが、ヴェッラッティのあのファウルと同じ(カードの)色でいいのか?」

「こういうことを受け入れるのは厳しいよ。それが我々の仕事ではあるけどね」

 昨シーズンのファイナリストであるリバプールだが、アウェーゲームを3つとも落とし、グループステージ敗退の危機にある。勝点6の彼らがグループステージを突破するには、勝点9で首位に立つナポリとの最終節での勝利が必須となる。
 

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