【CL展望|トッテナム×インテル】後がないトッテナムは攻め勝てるか?

2018年11月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

直近のチェルシー戦は3-1で快勝。

故障者/トッテナム=サンチェス(DF)、トリッピアー(DF)、ローズ(DF)、デンベレ(MF)、ワニャマ(MF) インテル=ヴルサリコ(DF)
出場停止/トッテナム=なし インテル=なし

 グループステージ突破を懸けた直接対決だが、状況はインテルが断然有利。引き分け以上で勝ち抜けが決まる。
 
 勝つしかないトッテナムは、後がないその状況を力に換えるしかない。ホームの利も活かして攻め勝てるかがポイントだろう。
 
 チーム状態は良好だ。直近のチェルシー戦に3-1で快勝するなど11月に入って公式戦負けなしの4連勝。チェルシー戦では、デル・アリ、ハリー・ケイン、ソン・フンミンがそれぞれ1ゴールずつと攻撃陣が揃い踏み。クリスティアン・エリクセンも2アシストとチャンスメイクで違いを作った。

 ベンチにも、エリク・ラメラ、ルーカスと膠着状態を打破できる切り札が控えている。この2人はターンオーバーでのスタメンもありうるだろう。
 
 守備陣も、守護神ユーゴ・ロリスが3節PSV戦でのレッドカードのサスペンションから、CBヤン・ヴェルトンゲンが故障から戻ってくる。キーラン・トリッピアーとダニー・ローズの両SBは怪我で欠場が濃厚だが、それぞれセルジュ・オーリエ、ベン・デイビスと遜色ない控えがいる。
 
 対するインテルも、大腿部を痛めているシメ・ヴルサリコを除けばほぼベストメンバー。ターンオーバーで先週末のフロジノーネ戦はベンチスタートだった主砲マウロ・イカルディも休養十分だ。
 
 1節の対戦では、終盤まで1点のリードを許していたインテルが、86分にイカルディ、アディショナルタイムの92分にマティアス・ベシーノと立て続けにゴールを決めて逆転勝利を収めている。
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