「氷のような冷静さでトドメ」「また輝いた!」 5戦3発と絶好調の本田圭佑を豪メディアが絶賛!

2018年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームを3連勝に導く決勝弾を決める。

自身のゴールでチームを3連勝に導いた本田。今ノリに乗っている男は、今後もこのコンディションの良さを維持できるか? (C) Getty Images

 本田圭佑が、オーストラリアで異彩を放ち続けている。

 現地時間11月24日、オーストラリア・Aリーグの第5節が行なわれ、メルボルン・ヴィクトリーは2-1でシドニーFCを下した。

 2連勝中の5位ヴィクトリーが、ここまで無敗の2位シドニーFCのホーム「ジュビリー・オーバル」に乗り込んだ一戦、4試合連続でスタメンに名を連ねた本田が決定的な仕事をやってのけたのは、1-1で迎えた70分だ。

 味方のスルーパスに反応した本田はエリア内に侵入したところで、ファン・デル・リンデンに倒されてPKを獲得。これを自ら落ち着いて決め、貴重な勝ち越しゴールをマーク。結局、これが決勝点となり、3連勝を飾ったヴィクトリーは順位を2位に浮上させた。

 これで開幕5試合の個人記録を3ゴール・3アシストに伸ばした本田。そんな文字通りの絶好調を維持する日本人を、地元メディアも手放しで絶賛している。

 本田を「勝利の立役者」と称えた『FOX Sports』は、「ヴィクトリーで輝いたのは、またしてもケイスケ・ホンダだ。日本のスターは、シドニーに今シーズン最初の黒星を味わわせる上で、重要な役割を果たした。試合を決めたのが彼のPKだったのは、妥当な結果だった」と絶賛した。

 さらにシドニーの地元紙『Sydney Morning Herald』は、通常のリーグ戦では異例の1万9000人以上観客が集まり、この試合が活況を成したことを強調するとともに、「メルボルンのスター選手、ケイスケ・ホンダが、ホームチームのパーティーを台無しにした。ホンダは氷のような冷静さで、トドメを刺した」と、贔屓する地元チームの敗戦を嘆いた。

 全試合でチームのゴールに絡むなど、異彩を放っている本田の勢いは、どこまで続くのか? 32歳となってもなお、充実の日々を送る日本サッカー界のカリスマから目が離せない。

次ページ【動画】本田圭佑、GKの逆を突く完璧なPKで今季3点目をゲット!

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