開始２分、いきなりやってくれた。
 
　日本対キルギスとの一戦、ゴール前で杉本健勇からの横パスを受けた山中亮輔は、迷うことなく自慢の左足を一閃！ 放たれたボールは逆サイドのポストに当たって、ネットを揺らした。
 
　左SBで先発した山中にとり、嬉しい代表デビュー戦で、最初のシュートで代表初得点。まさに"初物づくし"のゴールで日本が幸先良く先制に成功した。
 
　その後、日本は好位置でのFKのチャンスを得る。山中はセットプレーのキッカーとしても有能だが、この時は原口元気にキッカーを譲り、原口はこれを決めて、前半は日本が２点のリードを奪う展開となっている。
 
取材・文●広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）