"偉大なるクラック"リオネル・メッシの息子たちは、そのDNAをしっかりと受け継いでいるようだ。

　現地時間11月12日に行なわれたスペイン紙『Marca』が主催する授賞式に参加し、2017-18シーズンのラ・リーガの最優秀選手賞とピチーチ（得点王）に輝いたメッシは、その表彰の檀上で、息子たちとの生活を語った。バルセロナの公式サイトが、その模様を伝えている。

　昨年６月に幼馴染のアントネラ・ロクソさんと、二人の故郷であるアルゼンチンのロサリオで結婚式を挙げたメッシ。夫婦の間には、すでに３人の息子がおり、12年11月に長男のチアゴくん、15年９月に次男のマテオくん、そして、今年３月に三男のチーロくんが生まれている。

　とりわけ６歳となったチアゴ君は、父親と同様にサッカーに情熱を傾けているようで、メッシが先月20日のセビージャ戦で右腕を骨折して戦線を離脱した際には、続く、チャンピオンズ・リーグのインテル戦やレアル・マドリーとの"エル・クラシコ"をスタンドで観戦している姿が話題となった。

　そんな長男のサッカーに関する知識についてメッシは、「本当に驚いている」と話し、さらに試合観戦の際のエピソードを明かした。

「僕は彼と試合を見るのが大好きなんだ。まだ小さいけど、試合について、本当にあらゆる側面のことを理解しているから驚かされるよ。シンプルで、的確な良い質問をしてくるんだ。彼と何かをシェアできたのは初めてだったから僕は嬉しかった」

　６歳ながら"天才"メッシを驚かせるサッカーへの知識を持つチアゴ君。はたして彼は、将来的に父親と同じような偉大な選手となっているのか？ その成長を楽しみにしたいところだ。