長崎の17位以下が確定するも、他力本願で残留に望み。高木監督は「誇りを持って残り2試合を戦いたい」

2018年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK徳重がPKを止めるなど奮闘したが…

怪我明けの鈴木が先発したが、ゴールは遠かった。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ32節]長崎0-1横浜/11月10日(土)/トラスタ

 J1リーグ32節のV・ファーレン長崎対横浜F・マリノスが10日、トランスコスモススタジアム長崎で行なわれ、長崎が0-1で敗れた。同時刻にキックオフされたサガン鳥栖対ヴィッセル神戸で16位の鳥栖が引き分けたため、最下位・長崎との勝点差が8に開き、長崎の17位以下が確定した。
 
 14分にGK徳重健太がPKをストップするなど奮闘した長崎だったが、その後も横浜の攻撃に押し込まれ、劣勢を強いられる。そして74分、イッペイ・シノズカにサイドを突破され、最後は伊藤翔にゴールを許した。結局、これが決勝点になり、0-1で敗戦。ホームで痛恨の黒星を喫した。
 
 長崎の高木琢也監督は「受け止めるしかない。(残留の)可能性がゼロではないですので、ゼロになったとしても我々はプロの集団でもありますし、チームの誇りを持って残り2試合を戦っていきたい」とコメント。例年であれば、17位以下の2チームが自動降格となるが、今季は少し状況が異なる。J1昇格の権利を持たないFC町田ゼルビアがJ2の2位以内に入ると、J1の自動降格は最下位のみになり、17位チームはJ1参入プレーオフに回るからだ。
 
 高木監督が言う通り、残留の可能性は「ゼロではない」。17位・柏レイソルとの勝点差は4。長崎は一縷の望みをかけて残り2試合に挑む。
 
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