堂安律と小林祐希、オランダでの直接対決を前に想いを語る「同じリーグで対戦できるのは何かの縁」

2018年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表初ゴールをお祝するなど交流もある2人の対峙

エールディビジで対決する堂安と小林。お互いに対戦が待ち切れないといった様子だ。 (C)Getty Images

 11月11日に行われる、エールディビジ第12節のフローニンヘン対ヘーレンフェーン戦。両チームに所属する日本人選手、堂安律と小林祐希が、オランダの地で対決する。

 オランダでは「北部ダービー」として盛り上がりを見せているこの対戦に、フローニンヘンの公式サイトが、対戦を控えたふたりのコメントを紹介している。

 フローニンヘンは前節エクセルシール戦で堂安のゴールを含む4得点で勝利を収め、チームの気運は高まっている。現在は最下位(18位)ながらも、ホームでの"日本人対決"には前向きに取り組めそうだ。

 エクセルシオール戦では、本来のポジションである右サイドで躍動した堂安は、「同じリーグに日本人がいるのはすごく誇らしいことですし、それがダービーで対決というのは運命的だと思います。もちろん、勝利には貪欲にいきますが、祐希くんとの戦いを楽しみながら、サッカーを楽しみながらプレーしたいと思います」とコメントしている。

 一方、現在9位につけているヘーレンフェーンでレギュラーとしてプレーする小林も、"後輩"との対戦を楽しみにしているようだ。

「同じリーグが日本人がいる。それがダービーマッチというのは、律がいっていたとおり、すごい楽しみです。勝敗、試合の結果云々もありますけど、マッチアップしたとき、本気でぶつかり合っていけたらいいなと思ってるので、試合の勝ち負けだけではないところを、実際に見てもらえたらいいなと思っています」

 同じ左利きの2人は、同じ国でプレーする者同士ということもあり、交流もある。堂安が日本代表で初ゴールを決めた際には、小林がオランダで後輩を祝っている。"後輩"の堂安は、自身のSNSで待ち切れない心情を吐露するなど、気運は高まっている。

 前回のダービーはスコアレスドローに終わったが、今回の対決はどうなるか。注目の試合は、11月11日の20時15分(日本時間)にキックオフされる。

次ページ【写真】堂安律もダービー戦を心待ちにするコメントを投稿

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事