酒井、森岡は欧州の舞台を去ることが決定…
終盤に追い上げられたものの、4連勝を飾ったフランクフルト。長谷部はフル出場を果たした。 (C) REUTERS/AFLO
11月8日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージの第4節が、欧州各地で行なわれた。
今節では、決勝トーナメント進出を決めたチーム、逆にグループステージ敗退の憂き目に遭ったチームが幾つも誕生している。
まず日本人絡みでは、長谷部誠擁するフランクフルトが敵地でアポロン・リマソルを下し、4連勝を飾って32強入り。58分までにヨビッチ、アレ、ガチノビッチがゴールを奪うと、その後に2点を返されたものの、長谷部を中心にした守備陣が踏ん張ってリードを守った。
今節では、決勝トーナメント進出を決めたチーム、逆にグループステージ敗退の憂き目に遭ったチームが幾つも誕生している。
まず日本人絡みでは、長谷部誠擁するフランクフルトが敵地でアポロン・リマソルを下し、4連勝を飾って32強入り。58分までにヨビッチ、アレ、ガチノビッチがゴールを奪うと、その後に2点を返されたものの、長谷部を中心にした守備陣が踏ん張ってリードを守った。
このグループHでは、ラツィオの突破も決定。そして、彼らに1-2で敗れた昨シーズンのファイナリスト、マルセイユは2試合を残して敗退となった。酒井宏樹は序盤で決定機を迎えるも決められず、その後は攻守で奮闘したものの、欧州での戦いはあまりに早く終焉を迎えている。
同様にグループでの戦いに決着がついたのはA。レバークーゼンとチューリヒの対決は前者がイェドバイのゴールで1-0の勝利を挙げたことで、両チームが勝点9で並び、3位ルドゴレツ、4位AEKラルナカにそれぞれ7差をつけ、勝ち抜けを決めた。
イングランドの2つのビッグクラブでは、ジルーのゴールでBATEボリソフとのアウェーマッチを制したチェルシー(グループL)が無傷の4連勝を飾り、次ラウンドへ。一方、Eのアーセナルはスポルティングとホームでスコアレスドローに終わったものの、3位以下との勝点差を7に広げたことで、こちらも昨シーズンに続いてグループ突破を果たした。
最後のひとつは、グループDのディナモ・ザグレブだ。スパルタク・トルナバを3-1で下して、こちらも4連勝。ちなみにこのグループでは、森岡亮太所属のアンデルレヒトが勝点わずか1で最下位に沈み、トーナメント行きの望みは潰えている……。
南野拓実がハットトリック達成と大爆発したレッドブル・ザルツブルクは、やはり全勝をキープしたが、今回はグループBからの勝ち抜けは決められず。しかし、次節以降で勝点1を加えればトーナメント行きというところまでこぎ着けた。
ちなみに同グループでは、ローゼンボリがいまだ勝点なしで敗退決定。また他のグループでは、Cのボルドー、Fのデュドランジュ、Jのアキサル・ベレディエスポルも、あと2試合で欧州の舞台を去ることになる。
それぞれの明暗が分かれるようになってきたELは次節、11月29日に24試合が行なわれる。