2つの劇的決着により決勝T進出決定チームはなし! バイエルン、マンCは王手 【CL第4節】

2018年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

バレンシアはようやく今季公式戦3勝目!

G・ジェズスのハットトリックでマンCは大勝。第1節でリヨンに敗れたものの、その後の歩みは極めて順調であり、決勝トーナメント進出もほぼ確実である。 (C) Getty Images

 11月7日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第4節、グループE~Hの8試合が欧州各地で行なわれた。
 
 勝てば決勝トーナメント進出となるユベントスは、前節に敵地で力の差を見せつけたマンチェスター・ユナイテッドからC・ロナウドの鮮やかなボレーで先制ゴールを奪ったものの、終盤にマタのFKで追いつかれ、さらに90分、右からのクロスをボヌッチとA・サンドロが自陣ゴールに頭で押し込んでしまい、土壇場で勝点を失った。
 
 同じグループHでは、不調のバレンシアがヤングボーイズを3-1で下し、ようやく今シーズンの公式戦3勝目(ホーム初勝利!)を挙げたことで、にわかに混戦模様となってきた。
 
 これにより、この日のグループステージ突破チームはなし。一方、グループEのAEKアテネ、Gのプルゼニは2節を残しての敗退が決している。
 
 次節以降であと勝点1を加えれば勝ち抜けとなるのは、AEKをレバンドフスキの2ゴールで下したバイエルン、そしてG・ジェズスのハットトリックなどによりシャフタール・ドネツクに6-0の大勝を飾ったマンチェスター・シティの2チームだ。
 
 前節(3-0)に続いてシャフタールを圧倒したマンチェスター・Cだが、同時進行となったグループFのもう1試合で、ホッフェンハイムが後半アディショナルタイムのカデジャーベクの同点弾でリヨンと引き分けたことにより、今節での16強入りはならなかった。
 
 最後にグループGでは、レアル・マドリーが敵地でプルゼニを5-0で撃破し、ソラーリ暫定政権下で3連勝。CSKAモスクワとのアウェーマッチを制したローマとは勝点9で並んでおり、次節はローマ・オリンピコでの直接対決に臨む(前回対戦ではマドリーが3-0で勝利)。
 
 なお、CSKAモスクワの西村拓真はベンチ入りしたものの、前節に続いての出場機会は訪れなかった。
 
 7日の試合の結果と得点者、そして順位は以下の通り。次節は11月27日にグループE~H、28日にA~Dの順で行なわれる。
 
◇グループE
ベンフィカ 1-1 アヤックス
得点:ベ=ジョナス(29分) ア=タディッチ(61分)
バイエルン 2-0 AEKアテネ
得点:レバンドフスキ(31・71分)
順位
1位 バイエルン 勝点10
2位 アヤックス 勝点8
3位 ベンフィカ 勝点4
4位 AEK 勝点0
 
◇グループF
マンチェスター・シティ 6-0 シャフタール・ドネツク
得点:シルバ(13分)、G・ジェズス(24・72・90+2分)、スターリング(49分)、マハレズ(84分)
リヨン 2-2 ホッフェンハイム
得点:リ=フェキル(19分)、ヌドンベレ(28分) ホ=クラマリッチ(65分)、カデジャーベク(90+2分)
順位
1位 マンチェスター・C 勝点9
2位 リヨン 勝点6
3位 ホッフェンハイム 勝点3
4位 シャフタール 勝点2
 
◇グループG
CSKAモスクワ 1-2 ローマ
得点:C=シグルドソン(50分) ロ=マノラス(4分)、ペッレグリーニ(59分)
プルゼニ 0-5 レアル・マドリー
得点:ベンゼマ(21・37分)、カゼミーロ(23分)、ベイル(40分)、クロース(67分)
順位
1位 R・マドリー 勝点9
2位 ローマ 勝点9
3位 CSKAモスクワ 勝点4
4位 プルゼニ 勝点1
 
◇グループH
バレンシア 3-1 ヤングボーイズ
得点:バ=S・ミナ(14・42分)、C・ソレール(56分) ヤ=アサレ(37分)
ユベントス 1-2 マンチェスター・ユナイテッド
得点:ユ=C・ロナウド(65分) マ=マタ(86分)、オウンゴール(90分)
順位
1位 ユベントス 勝点9
2位 マンチェスター・U 勝点7
3位 バレンシア 勝点5
4位 ヤングボーイズ 勝点1
 
※カードの左側表記がホームチーム
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