「ワトフォード戦に勝てなければ解任の方針」との報道
マンチェスター・シティに6失点を喫し、苦悶の表情を浮かべるヒューズ監督。はたして、その去就は……。 (C) Getty Images
日本代表DF吉田麻也が所属するプレミアリーグのサウサンプトンは、次のリーグ戦で勝利を収めることができなければ、現監督のマーク・ヒューズを解任することを水面下で決定したようだ。英紙『Mirror』が報じている。
「多くのサウサンプトン・サポーターは、ヒューズのサッカーにうんざりしている。確かに彼のサッカーは昨シーズン、チームを降格から救った。しかし、今シーズンの開始から今まで、リーグ戦の勝利は9月1日のクリスタルパレス戦のみだ。週末に勝利以外の結果を残した場合に備え、経営陣は解任への道すじを整えた」
「多くのサウサンプトン・サポーターは、ヒューズのサッカーにうんざりしている。確かに彼のサッカーは昨シーズン、チームを降格から救った。しかし、今シーズンの開始から今まで、リーグ戦の勝利は9月1日のクリスタルパレス戦のみだ。週末に勝利以外の結果を残した場合に備え、経営陣は解任への道すじを整えた」
サウサンプトンは先週のリーグ第11節でマンチェスター・シティと対戦し、6-1と大敗した。
試合後の会見でヒューズ監督は、「この試合のために準備もしてゲームプランも練ってきたが、シティは我々よりも優れていた。1-6という結果に誇りを持っているわけではないが、我々はチャンスを作るために挑み続けた。この点においては良かった」と語った。
しかし、30分にダニー・イングスが1点を返したとはいえ、前半20分までにオウンゴールを含む3失点を喫し、その後さらに3点を失ったという失態を「試合内容で盛り返したとは言いにくいだろう」と、同紙は指摘している。
ヒューズ監督の後任候補については、「元イングランド代表監督のサム・アラダイスや、デイビッド・モイーズらの名前が挙がっているが、以前監督を務めたこともあるゴードン・ストラカンを望む声が強いようだ」と報じた。
ちなみに今シーズン、吉田麻也のリーグ戦出場は第9節のチェルシー戦のみに止まっている。監督交代によってすぐに吉田の置かれた状況が好転するとは考えにくいが、彼のみならず、ヒューズ監督、そしてチームにとって、11月10日(日本時間11月11日0時)に行なわれるホームのワトフォード戦は、それぞれの命運を賭けたものになりそうだ。