イニエスタ絶妙ループからポドルスキがボレー弾!! 美弾に称賛の一方で「寄せ甘すぎ!」の声も

2018年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

イニエスタがすくい上げてゴール前にパスを供給。ポドルスキがコースを狙って合わせる

前半からチャンスを量産した神戸は、イニエスタとポドルスキのコンビで先制した。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは11月3日、31節の5試合を開催。豊田スタジアムでは、名古屋グランパス対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれている。

 試合は前半、アウェーの神戸が主導権を握った。元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを中心に、自在なパス回しで名古屋ゴールに襲い掛かる。

 10分には早くも神戸が先制。バイタルエリアでポドルスキからイニエスタにパスが渡ると、イニエスタは敵最終ラインの裏に走り込むポドルスキの動きを見計らい、右足ですくい上げてループパスを供給。走り込んだポイントに正確に落下したパスを、ポドルスキは余裕を持ってコースを狙い、左足のボレーでネットを揺らした。

 このゴールには、SNSユーザーも
「ポドルスキ&イニエスタうめえええ」
「イニエスタうますぎ」
「イニエスタのパス、もう笑うしかない」
「イニエスタ上手いな。ポドルスキもぱない」
などと、称賛の声が集まった一方で、
「イニエスタさんへの寄せが甘すぎ!」
「イニエスタの周り、空いてますね」
「なんであんなに空いてんだ?」
などと、名古屋の守備の甘さを指摘する声も多かった。

 確かに先制点の場面も、イニエスタはパスを受けるや余裕を持って前向きにプレー。マッチアップする選手もかわされるのを嫌ってか、タイトに寄せるわけでもなく、イニエスタに多くの選択肢を与える形になってしまった。

 その後も神戸が攻撃の良いリズムを維持し、前半のボールポゼッションは、神戸の59%に対して、名古屋が41%と大きな差が生じた。ただし、神戸は多くの決定機を創出したものの決め手を欠いて追加点は生まれず。前半は神戸が名古屋を圧倒したが、1対0と僅差で終了。

 後半に入ると、立ち上がり直後に玉田圭司が電光石火の同点弾。玉田のJ1通算99得点目で名古屋が同点とするが、神戸は85分にポドルスキがこの日2点目となる強烈なミドルシュートを叩き込んで、これが決勝点に。

 神戸が2-1で名古屋に勝利し、勝点を40として残留争いから一歩抜け出した。名古屋は勝点34で、残留圏ギリギリの15位となっている。

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