【選手権予選】昨年4強、上田西敗れる! 土曜日の最新結果を速報! あなたの出身県はどの強豪が代表校に!?

2018年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

新たに宮城、福島、長野で代表校が決定!

長野決勝は終盤にラッシュを掛けた都市大塩尻(赤)に軍配。昨年の選手権4強・上田西はあと一歩で涙を呑んだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 11月3日、第97回全国高校サッカー選手権の地区予選が全国各地で行なわれ、新たに3つの代表校が決定した。
 
 昨年度大会でベスト4進出を果たした上田西は、長野決勝で都市大塩尻と対戦。実力伯仲の好勝負は0-0のまま終盤へともつれ込み、ようやく均衡が破れたのは後半30分だった。都市大塩尻が値千金の先制点を決め、その後は上田西の猛攻に晒されるも耐え凌ぎ、逆にアディショナルタイムに加点して突き放した。2-0で勝利を飾り、3年ぶり5回目の選手権出場を決めている。上田西は夏のインターハイに続く予選敗退で、今季は全国の舞台に辿り着けなかった。
 
 宮城決勝は堅守自慢の仙台育英と破壊力抜群の聖和学園による"矛・盾対決"。拮抗した展開のまま時間が推移し、こちらは最終盤にゲームが激しく動いた。聖和学園が後半38分に先制して俄然優位に立つと、新人戦、インターハイ予選に続く県3冠を狙う仙台育英も負けじとアディショナルタイムに同点弾を奪ってみせる。伝統ある両雄のバトルは延長戦でも決着が付かず、運命のPK戦へ──。これを仙台育英がモノにし、2年連続33回目の本大会出場を決めた。
 
 福島決勝では常勝軍団・尚志が学法石川の挑戦を受けた。攻める尚志に対して学法石川は組織的なディフェンスで対峙し、終始緊迫感がある戦いに。それでも凱歌を上げたのは尚志だった。試合終了間際、セットプレーの流れから好機を掴んで決勝点をもぎ取ったのだ。5年連続10回目の本大会行きとなる。

 選手権は今日までに旭川実(北海道)、秋田商(秋田)、羽黒(山形)、尚志、仙台育英、都市大塩尻、米子北(鳥取)の7代表校が確定し、明日日曜日には岩手(花巻東vs遠野戦)、石川(星稜vs金沢学院戦)、岡山(岡山学芸館vs作陽戦)、宮崎(日章学園vs宮崎日大戦)の4会場で決勝戦が開催される。さらに来週末には山梨、福岡、神奈川、兵庫、長崎、鹿児島など17県で予選決勝があり、11月18日には全48代表校が出揃う。組合せ抽選会は翌19日に行なわれる予定だ。
 

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