過密日程の湘南が驚異のスタミナで清水を圧倒!しかし、1点が遠くスコアレスドローに

2018年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

優勢に進めた湘南にとっては、勝点2を逃した試合に

途中出場の杉岡は左サイドを疾走し、攻撃を活性化した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ31節]湘南0-0清水/11月2日/BMWス
 
 J1リーグ31節の湘南ベルマーレ対清水エスパルスが2日、Shonan BMWスタジアム平塚で行なわれ、0-0の引き分けで終わった。
 
 7日間で3試合という過密日程を戦う湘南は、前節のジュビロ磐田戦から4人のスタメンを変更。一方、2週間の休養を経た清水は、怪我から復帰したドウグラスが先発に名を連ねた。
 
 前半は湘南がペースを握った。連戦の疲労を感じさせない豊富な運動量を発揮し、サイドを起点に清水を押し込む。しかし、清水は何とか最後のところで耐えしのぎ、前半をスコアレスで折り返した。
 
 後半も湘南が脅威のスタミナを披露して優勢に試合を進めたが、最後の局面の精度を欠いてなかなかゴールが奪えない。湘南は61分にはルヴァンカップMVPの杉岡、71分に石川、79分に梅崎を投入して1点を狙うも、決定的なチャンスはそれほど作れないまま試合終了の笛を聞いた。
 
 終始、ポゼッションで優位に立っていた湘南にとっては、杉岡が「勝点3を取れなかったゲーム、取らなければいけなかったゲーム。最後の精度で惜しいところまではいっているので、結果にこだわってやっていくしかない」と言う通り、勝点2を逃した悔しい一戦。守勢に回った清水にとっては、最低限の勝点1を確保した試合だったと言えるだろう。
 
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