「毎日夢が現実になっている」 バルサで苦しむマウコム、インスタで1月プレミア移籍の噂を否定

2018年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕はバルサで戦い続ける」

コパ・デル・レイでようやく初先発を果たしたマウコム。実力は申し分ないだけに、バルサ式にどれだけ早く馴染めるかが今後の課題だ。(C)Getty Images

 夏にボルドーからバルセロナに移籍したマウコムは、新天地で苦しい日々を過ごしている。

 ローマ移籍が秒読みだったマウコムは、バルセロナのオファーに方針転換。ローマ側の怒りを買いながらも、スペインのメガクラブに行くことを選んだ。

 だが、開幕からここまで、マウコムはラ・リーガで2試合(計25分)、コパ・デル・レイで1試合(80分)のみの出場にとどまっている。チャンピオンズ・リーグの出場はまだなく、ベンチどころかスタンドに座ることも少なくない。

 当然、去就を巡る報道も浮上している。また一部のメディアは、マウコムがクラブに対し、状況が変わらなければ1月に移籍する考えを伝えたと報じている。アーセナルやトッテナムなど、プレミアリーグのクラブが関心を寄せているようだ。
 
 だが『ESPN』によると、マウコムはインスタグラムのライブ配信で、「スペインで報じられている件について明確にしておきたい」と、冬のマーケットで移籍することは考えていないと強調した。

「僕は多くの目標を持ってバルセロナに来た。僕のことを知る人なら、僕が本当に気迫に満ちた人間だということを知っている」

「キャリアにおける進化に満足しているし、毎日自分の夢が現実になっている。家族もバルセロナの街にうまく馴染んでいるよ。自分が願うことのすべてのために、僕は戦い続ける」

 マウコムは10月31日、クルトゥラル・レオネサとのコパ・デル・レイ4回戦第1レグで、今シーズン初の先発出場を果たした。9月26日のレガネス戦以来、約1か月ぶりの試合出場に、マウコムはインスタグラムで「勝利と試合に戻れてとても嬉しい」と喜びのコメントを残している。

 リオネル・メッシが予定より早く復帰する可能性も報じられているバルサ。マウコムはエルネスト・バルベルデ監督を納得させ、今後もチャンスを手にすることができるだろうか。
 

次ページ【動画】マウコムが初先発を果たしたレオネサ戦のハイライトはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事