ルヴァン杯優勝の湘南は川又弾で磐田に敗戦…J1残留へ予断を許さない状況は変わらず

2018年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

山田のループパスから松浦がつなぎ川又が流し込む

前半、川又が先制ゴールを挙げる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグの28節・磐田対湘南が10月30日、ヤマハスタジアムで行なわれ、磐田が1対0で競り勝った。

 台風による影響で9月30日に開催予定だった順延分の一戦は、立ち上がりから3日前にルヴァンカップ決勝を戦ったばかりの湘南に対し、磐田の出足が上回る。局面での戦いでよくセカンドボールを回収した磐田がゲームを支配。そして34分、山田大記のループパスから、松浦拓弥が頭でつなぐと、これを日本代表の川又堅碁が左足で流し込んだ。磐田が先制する。

 磐田が1点をリードして迎えた後半も、磐田の勢いが上回った。前線からのアグレッシブな守備で湘南を押し込み、チャンスを創出。追加点を奪うには至らないものの、攻守に安定した試合運びを見せる。

 結局、試合は1対0でタイムアップ。磐田が湘南に競り勝った。磐田は勝点を37に伸ばし、湘南をかわして13位に浮上。湘南は同36で14位に後退した。降格圏の17位・柏は同33で、磐田、湘南ともにいまだJ1残留へ予断を許さない状況だ。
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