英誌が選ぶ「アジアのヤングスターベスト5」に久保建英が選出! "日本の驚異的なアタッカー"にパリSGなども注目と報じる

2018年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

U-19アジア選手権でも存在感を示している17歳

準々決勝のインドネシア戦では厳しいマークを受けながらも1アシスト。後半は敵に囲まれることを踏まえたうえで積極的に味方をフリーにする動きなども見られた。 写真:佐藤博之

 10月28日(現地時間)に開催されたU-19アジア選手権の準々決勝で、U-19日本代表は7万人収容のスタジアムがほぼ地元サポーターで満員になるなか、インドネシアと対戦し、2-0で勝利。準決勝へと駒を進め、来年ポーランドで開催されるU-20ワールドカップ行きを決めた。

 初戦の北朝鮮戦に続き、注目を集めたのは、スタメン出場し、宮代大聖のゴールをアシストした久保建英だ。英国のサッカー専門誌『Four Four Two』は、同大会でも輝きを放つ久保を、「ブレイク必至のアジアで注目すべきヤングスターベスト5」に選出している。

 久保についてはこう綴られている。

「彼はすでに"和製メッシ"として知られた存在だ。バルセロナの下部組織で選手としての基盤を形成する時期を過ごしたが、FIFAの制裁を受けて14歳で一度故郷に戻ることを余儀なくされた。

 日本のFC東京に移籍した久保は、15歳10カ月で日本のトップリーグでデビューを飾った最年少の選手となった。2017年にはU-17ワールドカップとU-20ワールドカップに参加。現在はU-19アジア選手権に参加しており、監督はビッグマッチでの起用を考えてか、控えめな起用となっている(事実日本はノックアウトステージに進出した)。

 この驚異的な日本のアタッカーは、Jリーグでアンドレス・イニエスタを擁するヴィッセル神戸との対戦で得点を挙げた。彼の"株"は引き続き上昇中で、18歳になったらバルセロナに戻るとも噂されている。ほかにもパリSGを含む欧州クラブが追跡し続けていると噂されている」

 このほか、バレンシアの2部に所属するイ・カンイン(17歳)、イランのアッラーヒャル・サイヤッド(17歳)、中国の陶强龙(16歳)、インドネシアのイギー・マウラナ・ヴィキリ(18歳)の名前が挙がっている。

 U-19日本代表は11月1日(現地時間19:30、日本時間21:30)、本日開催されるサウジアラビア対オーストラリア戦の勝者と対戦する。はたして、久保を擁する若きタレント軍団は、どこまで上に行けるだろうか。

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