森保一監督が名古屋×札幌を視察。取材陣から質問が飛んだ2選手の評価は?

2018年10月28日 本田健介(サッカーダイジェスト)

11月のメンバー発表が楽しみに

名古屋と札幌の一戦を視察した森保監督。試合後には取材に応じた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 7月の台風12号の影響で順延になっていたJ1リーグ18節の名古屋×札幌が10月28日、パロマ瑞穂スタジアムで行なわれ、アウェーの札幌が2-1で名古屋を下した。
 
 前日のルヴァンカップ決勝、横浜×湘南の一戦に続いて視察した日本代表の森保一監督は、試合後に取材に応じた。
 
 記者陣から質問されたのは代表入りが期待されるふたりについて。まず名前が挙がったのが、今夏にJ2の松本から名古屋に加入すると13試合・7得点とブレイクした前田直輝だ。
 
 この日の前田は3-4-3の右ウイングバックで先発すると、自慢のドリブルとテクニックでチャンスを演出。ただ前半終了間際に味方が退場し、10人の戦いを強いられたことで後半は沈黙した。
 
 前田自身は「結果を残せないと意味がありません」と語ったが、森保監督は「今日のプレーについての評価はクラブがするものだと思います」と言葉を選びながら、「ただ移籍してきてからの結果というものは出している選手だと感じています」と口にした。
 
 またベルギーのシント=トロイデンで3試合連続ゴールと好調を維持してる鎌田大地については「チェックはしています。これまでのプレーやコンディションを含めて、選考のテーブルに上がってくれば判断したいです。他の選手と比べながらになってきます」と説明。
 
 初陣から3連勝と結果を残す森保ジャパンは、11月16日に大分でのベネズエラ戦、11月20日に愛知でのキルギス戦を控えている。果たして、この日に名前が挙がったふたりは招集されるのか。11月上旬に行なわれるであろうメンバー発表は楽しみだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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