札幌のジェイが3戦連続弾で3位浮上に貢献!ACL出場は「シーズン前から目標だと言っていた」

2018年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これから残り5試合すべてビッグゲーム」

3試合連続ゴールを決めたジェイ。頼れるエースが調子を上げてきた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ18節]名古屋1-2札幌/10月28日(日)/パロ瑞穂

 北海道コンサドーレ札幌が28日、J1リーグ18節の名古屋グランパス戦で2-1の勝利を収め、来季のACL出場権が与えられる3位に浮上した。
 
 勝点3の立役者になったのは、2ゴールを挙げたエースのジェイだ。まずは8分、チームメイトが獲得したPKを沈めて3試合連続ゴールを挙げると、42分にはチャナティップのヒールパスを受け、鋭い反転から左足で2点目。ハットトリックはならなかったが、充実のパフォーマンスでチームに歓喜をもたらした。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応じたジェイは、「自分がゴールを決めるのはもちろん嬉しいが、ゴールが勝利につながるのが一番大事。勝点3を取れてよかった」とチームの勝利を喜び、さらに3位浮上についてもコメントした。
 
「シーズンが始まる前から私が言っていたのが、今シーズンの目標は残留ではなく、ACL出場だということ。最近、試合の流れは悪くなかったのに勝点3が取れていませんでしたが、今日はみんなが頑張り、勝点3を取れたのが嬉しいです」
 
 札幌は28節のサガン鳥栖戦以来、3試合ぶりの勝利。ジェイも言うように、内容が悪くないなか結果が出ていなかっただけに、この名古屋戦は波に乗るきっかけになったと言えるだろう。
 
 消化試合が1試合少ない札幌は、単純に他のライバルたちより優位な立場にいるが、「これから残り5試合すべてビッグゲーム。みんなが良いパフォーマンスをして、毎試合、勝点3を取ることが大事です」。頼れるエースは今季終了まで、全勝で駆け抜けるつもりだ。

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