天皇杯で下剋上!J2山形がJ1首位の川崎を下してベスト4へ。浦和も4強入り

2018年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

3-0から1点差まで詰め寄られたが…

山形が大健闘!3-2で川崎を下し、4強へ駒を進めた。写真はリーグ戦のもの。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 天皇杯準々決勝の3試合が24日、各地で開催された。

 NDソフトスタジアムで行なわれた川崎フロンターレ対モンテディオ山形は、3-2で山形が勝利。熊谷スポーツ文化公園陸上競技場での一戦では、浦和レッズがサガン鳥栖を2-0で下し、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田とベガルタ仙台が1-1で延長戦に突入している。
 
 サプライズは、やはりJ2山形の勝利だろう。J1首位の川崎を向こうに回し、開始2分に小林成豪が先制点。さらに36分に坂井達弥が追加点を奪うと、後半立ち上がりの49分にも阪野豊史が3点目を挙げた。その後、退場者を出した川崎に2点を返されたが、同点弾は許さずに3-2でフィニッシュ。山形の4強進出は、準優勝した2014年大会以来2回目だ。
 
 一方、リーグ戦の順位通りの結果が出たのが、浦和対鳥栖だ。J1で5位の浦和は、立ち上がりから試合の主導権を握って16位の鳥栖を攻め立て、16分に宇賀神友弥が先制点。31分に槙野智章が追加点を挙げ、そのまま2-0で逃げ切った。また、磐田対仙台は、磐田の小川航基が9分に先制し、86分に仙台のジャーメイン良が同点弾を奪っている。
 
 準々決勝残り1試合の鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府は、鹿島がACLに参戦しているため、11月21日に開催。準決勝は、12月16日に行なわれ、山形は磐田対仙台の勝者と、浦和は鹿島対甲府の勝者と対戦する。
 
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