【CL展望|バルセロナ対インテル】古巣バルサと初対戦のイカルディ、インテルの命運を握る!

2018年10月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ともにキープレーヤーが欠場。その影響は?

故障者/バルセロナ=ウンティティ(DF)、ヴェルメーレン(DF)、メッシ(FW) インテル=ナインゴラン(MF)
出場停止/バルセロナ=なし インテル=なし

チャンピオンズ・リーグ グループB第3節
バルセロナ対インテル
10月24日(水)21:00(日本時間10月25日4:00)キックオフ/カンプ・ノウ


 21日のミラノ・ダービーで劇的な勝利を収め、公式戦7連勝と波に乗るインテルが、グループステージ最大の難関であるアウェーのバルセロナ戦に挑む。

 バルサが長い時間ボールを保持する展開が予想される中で、インテルの勝利の鍵を握りそうなのが、最前線に入るマウロ・イカルディだ。直近3試合で4ゴールと好調を維持するエースが、育成年代を過ごした古巣相手にカウンターを浴びせられれば決定機となる。両翼のマッテオ・ポリターノとイバン・ペリシッチのチャンスメイクも重要になってくるだろう。

 守備面では、ハードなプレスと得点力を兼ね備えたラジャ・ナインゴランの欠場は大きな痛手。先発が予想されるボルハ・バレロを含めた中盤で、バルサ・スタイルにフィットした新加入のアルトゥールやセルヒオ・ブスケッツに圧力をかけたいところだ。

 一方、20日のセビージャ戦で右腕を骨折したリオネル・メッシを欠くバルセロナは、28日の『エル・クラシコ』を意識したメンバー構成になるとも言われており、その場合は主力数人を休ませる可能性もある。

 とはいえ、圧倒的なポゼッションでゲームをコントロールしつつ、強力な3トップで相手ゴールに迫るスタイルは、インテルにとって脅威となるだろう。

 CLでの両チームの対戦は、インテルが優勝した2009-10シーズンのセミファイナル以来となる。当時はトータルスコア3-2でインテルが勝利したが、果たして今回の結果はいかに。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事