ACL準決勝第１レグ、鹿島は３-２の逆転勝利を収めてみせた。迎えた敵地での第２レグは、引き分けでもファイナル進出となるが、昌子源は「やっぱり勝って、決勝（進出）を決めたい」と意気込む。

 
　まずは、目の前の一戦に集中する。鹿島らしく、敵地でも盤石の強さを見せつけたい。ただ、昌子はさらにその先も見据えている。
 
「ジーコさんもよく言いますけど、最後、頂点に立っていないと意味がないので。ここで負けても意味がないし、決勝で負けても意味がない。頂点に立つまで、気を緩めないように」
 
　あくまでも、目標に掲げるのはクラブ初のアジア制覇。そして節目の"20冠"達成。壮大なミッションに向かって、まずは今回の水原三星戦を勝ち切りたい。
 
取材・文●広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）

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