【CL展望|ドルトムント×A・マドリー】好調ドルトムント攻撃陣の真価が問われる一戦。故障明けの香川に出番は?

2018年10月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

A・マドリーへの朗報はジエゴ・コスタの復帰

出場停止/ドルトムント=なし A・マドリー=なし
故障者/ドルトムント=アカンジ(DF) A・マドリー=なし

 ともに連勝スタートを切ったドルトムントとアトレティコ・マドリー。ライバルと目されたモナコが躓いているため、実質、グループAの首位突破をかけた大一番になりそうだ。
 
 リーグ首位を走るドルトムントは、ここまで公式戦無敗をキープ。とくに攻撃陣が絶好調で直近の公式戦5試合で22ゴールを挙げている。
 
 CFのパコ・アルカセルは216分の出場時間で8ゴールと驚異的なペースでゴールを量産。その他にも若手のヤコブ・ブルーン・ラーセン、ジェイドン・サンチョなどが結果を残し、リュシアン・ファーブル監督も前線の起用法には頭を悩ませるだろう。
 
 好調を維持する攻撃陣が、守備力に定評のあるアトレティコにどれだけ通用するのか、ドルトムントにとっては真価が問われる一戦になりそうだ。昨シーズンまでラ・リーガで何度もアトレティコとの対戦経験があるパコ・アルカセルの出来が鍵を握る。
 
 足首を負傷していた香川真司は、全体練習にはすでに合流済み。トップ下にはキャプテンのマルコ・ロイスが君臨しているため、スタメン出場の可能性は低いが、途中出場で健在ぶりをアピールしたいところだ。
 
 一方のアトレティコは、土曜日に行なわれたラ・リーガのビジャレアル戦でも引き分けに持ち込まれるなど、すっきりしない戦いが続いている。
 
 とくに決定力不足に苦しんでいる印象があるが、このドルトムント戦では公式戦3試合ぶりにジエゴ・コスタが復帰すると言われており、前線に主砲が戻れば、チームにとってはかなり心強い。ドルトムントは守備の要、マヌエル・アカンジを故障で欠くだけに、アントワーヌ・グリエーズマンとの強力2トップで、十分ゴールチャンスをつくれるはずだ。
 
 相変わらずファインセーブを連発しているヤン・オブラクや、ディエゴ・ゴディンを中心とした経験豊富な守備陣が、フレッシュなドルトムント攻撃陣にどう対処するのかも注目ポイントだ。
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